デビッド・リンチ監督、「ツイン・ピークス」新作からの降板を表明
2015年4月6日 14:23

[映画.com ニュース] 鬼才デビッド・リンチ監督が、大ヒットシリーズ「ツイン・ピークス」を2016年に米SHOWTIMEでテレビドラマとして復活させるプロジェクトから降板することを、自身のツイッターとフェイスブックで表明した。
リンチ監督は5日(現地時間)、投稿したコメントの中で「しかるべき方法で脚本を書くために十分な金額が提示されなかったから」と理由を説明。すでに自らの決断をキャストたちに連絡しているといい、「私は『ツイン・ピークス』の世界を愛しているし、事態が違った方向に進めばよかったのにと思っている」と語った。先日、制作中止のうわさが浮上したが、リンチ監督の離脱後もプロジェクト自体は続行されるだろうとも述べている。
この発表を受け、SHOWTIMEは声明を出し、「SHOWTIMEも『ツイン・ピークス』の世界を愛していますし、すばらしいクリエイターであるデビッド・リンチとマーク・フロストの両者による指揮のもと作品を復活させたいと希望を持ち続けています」と、問題解決に向け交渉を続ける意向を明かした。
全9話で構成される新シリーズは、リンチ監督とフロストがすでに脚本の執筆にあたっており、デイル・クーパーFBI捜査官役のカイル・マクラクランらオリジナルのキャストたちが再集結する予定。全話のメガホンをリンチ監督がとるはずだった。
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