「RIZE」ドラマー・金子ノブアキ、演奏が良いときは「セックスよりも良い」
2015年3月31日 17:50
[映画.com ニュース]第87回米アカデミー賞で助演男優賞のほか3部門を受賞した映画「セッション」の公開記念トークイベントが3月31日、都内で行われ、3ピースバンド「RIZE」のドラマーとして活躍する俳優・金子ノブアキが出席した。
イベントでは、ドラム経験者の観客から質問が寄せられた。「女かドラムで悩んだことは?」と問われると、「これからあるかもしれないですね!」とジョークを飛ばしながらも、「演奏が良いときは、セックスよりも良いなと思いますね。ドラムの方がいいなと思う瞬間はあります」と暴露し会場を沸かせる。「練習熱心、ストイックですねと言われることがありますが、(ドラムは)快楽だというのが30歳過ぎてからハッキリとわかりましたね」と笑顔で語っていた。
映画は、撮影当時28歳のデイミアン・チャゼル監督が3億円の製作費をもとに、19日間で作り上げた力作。世界的ジャズドラマーを目指し名門音楽学校に入学したニーマン(マイルズ・テラー)は、伝説の教師フレッチャー(J・K・シモンズ)の指導を受けることに。しかし、常に完ぺきを求めるフレッチャーは容しゃない罵声を浴びせ、レッスンは次第に狂気に満ちていく。
鬼教師フレッチャー役のシモンズの怪演に対し、金子は「終わってそのままスタジオに行きましたね、叩きに。ドラムが好きなんだというよりは強迫観念で、作品が追っかけてくる、この人に怒らるれんじゃないかと思って」と映画の感想を話す。本職のドラマーではないテラーの演奏についても、「超カッコいい、ドラマーの人なのかなと思った。関係者から何カ月か訓練したと聞いて、血のにじむような訓練をしたんだろうな、素晴らしいなと思いましたね」と手放しで絶賛していた。
フレッチャーが演奏するニーマンのほおを張り、罵倒し続ける姿が印象的だが、金子は「『俺だったら絶対くじける、打ちひしがれるだろうな』と思った(笑)」と弱音をチラリ。そしてチャゼル監督の実体験に基づく物語だと聞くと、「実体験ってすごくないですか、実際にいたってことですよね。極めて個人的な復しゅうも兼ねての作品ということですよね。見てろよ、という」と苦笑していた。
「セッション」は、4月17日から公開。また、金子の新曲「The Sun」が4月1日配信リリース開始、初のソロライブが23日に開催される。
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