栗山航、主演の劇場版「GARO」公開に感無量!
2015年3月28日 23:20
[映画.com ニュース] 「牙狼 GARO」シリーズの劇場版最新作「牙狼 GARO GOLD STORM 翔」が3月28日、全国33スクリーンで公開初日を迎え、主演の栗山航、共演の南里美希、桑江咲菜、井坂俊哉、雨宮慶太監督が東京・新宿バルト9での舞台挨拶に出席した。
2013年に放送された「牙狼 GARO 闇を照らす者」の主人公・道外流牙の物語で、テレビドラマ版「牙狼 GARO GOLD STORM 翔」へと続く前日譚。流牙を演じた栗山は、「僕たち以上に(観客の)皆さんが待っていたと思うので、この日を迎えられて本当にうれしい」と感無量の面持ちで、「桜は1分、2分咲きですが、皆さんの笑顔は満開ですね」と話し、会場の喝さいを浴びた。
さらに、莉杏役の南里が「命を削った気持ちで挑んだ作品」「特にアクションは、この映画が始まる前からトレーニングして、身体も作って頑張りました」と胸を張ると、栗山以上に大きな拍手が送られた。これを受け栗山は「俺より拍手が大きいじゃないかよ! でも今回のドラマでも、モニター見ていてもかっこいいんですよ」とジェラシー交じりに称賛。南里は「(栗山は)アクションがすごい上手なので、こっちのタイミングで合わせてくれるので、そこはやりやすかった。そこはほめたいと思います」とコンビネーションの良さを明かしていた。
また、テレビドラマ版「牙狼 GARO GOLD STORM 翔」が、4月3日からテレビ東京系で放送開始する。雨宮監督は「最初の放送はスペシャルというか、世界観の紹介。2週目から1話が始まります」と説明し、「1話完結っぽい回もありますが、連続活劇というものを目指したので、1話も見逃さずに見たほうが話を楽しめる」と見どころを語った。その一方で、劇場版については「平日が非常に(観客動員が)落ち込むと聞いています」と苦笑い。「自腹で券を買って、平日に僕たちが抜き打ちで見に来ますので、お友達を誘ってきてください」とアピールにつとめていた。
黄金騎士ガロ・翔の誕生秘話が語られる今作。魔獣ホラーを倒すことを使命とする魔戒騎士の流牙は、パートナーの魔戒法師・梨杏とともに旅を続けていたが、魔戒法師リュメが守るラインシティで思わぬ事態に遭遇する。