「24」に続き「X-ファイル」も復活か？

(C)2008 Twentieth Century Fox Film Corporation

［映画.com ニュース］　大ヒットテレビシリーズ「X-ファイル」が、限定シリーズとして制作されることになりそうだと、Colliderが報じた。

以前から企画・制作総指揮のクリス・カーター、主演のデビッド・ドゥカブニーとジリアン・アンダーソンは、「X-ファイル」復活の準備が進行中であることを認めていたが、20世紀フォックスがいよいよゴーサインを出すことになりそうだという。1シーズンあたり22話前後のフルシーズンではなく、10話以下の本数となる予定だという。フォックスは2010年にシーズン8で放送を終了した「24」を、12話完結の「24 TWENTY FOUR リブ・アナザー・デイ」（14）として復活させてヒットさせたばかりだ。

なお、モルダー役のドゥカブニーは主演ドラマ「カリフォニケーション」が昨年シーズン7で放送終了。スカリー役のアンダーソンはBBCのクライムドラマ「ザ・フォール」に出演中だが、1シーズンあたりのエピソード数は5話と少ない。さらに、カーターはアマゾン向けの大型SFドラマとして企画していた「The After」が頓挫したばかりで、いずれもスケジュール調整が可能なため、実現の可能性は高そうだ。

なお、「X-ファイル」は超常現象の調査にあたる2人のFBI捜査官を描くSFドラマで、93年から02年まで放送。「X-ファイル　ザ・ムービー」（98）、「X-ファイル　真実を求めて」（08）と映画版が2本製作されている。