ノンスタ井上、「ジュピター」主人公ケインのコスプレ姿で本当のイケメンに!?

この日は、「吉本ブサイクランキング」殿堂入りを果たしている井上がケイン、「吉本べっぴんランキング」に殿堂入りしている馬場園がジュピターになりきったコスプレ姿で登場した。金髪のかつらにヒゲ、とがった耳にワイルドなタトゥーを施した井上は「こんにちは、ミスター・セクシーです。セクシーすぎてすみません」を連発。さらに「3時間かけてこの姿になりました。どこからどう見てもケインでしょう！　ただ、付けヒゲがつっぱって笑顔が作れません。顔の5割がボンドで固まっています」と会場の笑いを誘った。

そんな井上を見て、馬場園が「以前より顔も体も引き締まっているし、いつもより格好いいかも」とリップサービス。すると井上は、「そうなんですよ！　メイクさんにも『金髪のほうが似合うんじゃないか』と言われました。今回ケインのコスプレをしたことで、僕の内なるオオカミが目覚めました。これで本当のイケメンが誰なのか、みなさんお分かりになると思います」と自信満々に語った。

一方、タイトな黒のジャケットとパンツ姿の馬場園に対し、井上は「くまモンじゃないですか」とツッコミ。すると馬場園は「本作のミラ・クニスを意識して完全にセクシーに決めてみたんですけど、こんなにもジャケットの前が閉まらないことがあるんですね。一応レディースのXLなんですけど。あと、ズボンが入らなかったので急きょ、スタッフさんに新しいのを買ってきてもらいました(笑)」と明かした。

また、映画のシーンを再現して井上が馬場園をお姫様抱っこするひと幕も。「僕はすべての女性を守るために生きてきましたから」と意気込む井上だったが、馬場園を完全に抱っこすることはできず、ひざに乗せるのが精いっぱい。「以前ロケで持った丸太より重かったです」と、涙目になりながら感想を口にした。

本作は、ラナ＆アンディ・ウォシャウスキー姉弟監督にとって「マトリックス」（1999）以来初となる完全オリジナルストーリー。宇宙最大の王朝に支配された地球で暮らす女性ジュピター（ミラ・クニス）はある日、自分が王朝の王族だと知らされる。さらに王朝が人類の全滅をもくらんでいると知ったジュピターは、オオカミの遺伝子を持って生まれた、遠い星の最下級層戦士ケイン（チャニング・テイタム）と地球を守るための戦いに身を投じる。テイタムは、2012年米「People」誌の「最もセクシーな男性」第1位、クニスは12年米「Esquire」誌の「最もセクシーな女性」を獲得している。

「ジュピター」は、3月28日から東京・新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほか全国で公開。