「風に立つライオン」さだまさしの主題歌にのせた9分超えの特別映像公開
2015年3月12日 09:00

[映画.com ニュース] シンガーソングライターのさだまさしが1987年に発表した楽曲をもとに、俳優の大沢たかおが企画・主演を務めた映画「風に立つライオン」の主題歌をフルバージョンにのせた特別映像を、映画.comが入手した。
楽曲「風に立つライオン」は、ケニアで国際医療ボランティア活動に従事した実在の医師・柴田紘一郎氏をモデルに生み出された一曲で、87年に発表された。そして、同楽曲に感銘を受けた大沢が小説化と映画化を熱望。小説家としても活躍するさだが13年に小説版を発表し、それに続いて大沢が主演する映画版も製作が実現した。映画版は、柴田氏をモデルにした主人公の医師・島田航一郎に大沢が扮し、「藁の楯 わらのたて」でタッグを組んだ三池崇史監督にメガホンが託された。
そして、映画の主題歌には、さだが「風に立つライオン」を28年ぶりにセルフカバー。49人編成のフルオーケストラとともにレコーディングした9分37秒におよぶ大作で、今回の特別映像は、その主題歌フルバージョンにのせながら、三池監督がこだわり抜いて編集した本編映像でつづられている。
この映像は、三池監督も以前から同楽曲が好きだったこと、そして、さだが映画のために歌い直してくれたことに対して、三池監督も何かをしたいという思いから、自ら志願して制作された。映画のプロモーション用映像としては異例の9分41秒という長さになっており、三池監督は「今こそ耳を傾ける歌だと思う。ひとりでも多くの人に届くよう、心を込めて編集しました。観て、聴いて下さい」とコメントを寄せている。
「風に立つライオン」は3月14日から全国公開。
(C)2015「風に立つライオン」製作委員会
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