森星、デザイン業に意欲!「いつかは裏方のお仕事も」
2015年3月12日 21:10
[映画.com ニュース] モデルの森星が3月12日、都内の劇場で行われた、「クリスチャン・ディオール」のアーティスティックディレクターであるラフ・シモンズ氏と、オートクチュール界の裏側に迫ったドキュメンタリー映画「ディオールと私」の特別試写会に出席。同ブランドの最新コレクションのワンピースに身を包み、ファションへの情熱を語った。
ファッションデザイナーの森英恵氏を祖母に持つ森。今作をすでに3回鑑賞したといい、「すごく勇気をもらった。自分と重ね合わせる部分があって、プレッシャーに負けちゃいそうになったり、逃げたくなるときもある。でもラフ・シモンズさんの、最後までやり通す、自分の意思をしっかり持つという姿勢に刺激を受けました」と興奮気味に語った。
さらに、シモンズ氏を「すごくリスペクトしている」という森は、「誰にとってもスタートってあるんだなと思った。何かを始めるときに、最後の目標を思い描きながら始めようと思いました」とその生き方に感銘を受けた様子。自らの今後について「この映画を見て、裏方もすごく興味を持ちました。今は表のお仕事で頑張って努力をして、いずれ裏方でお仕事できたらなって」と、デザイン業に意欲を示した。
また森は、2013年の秋冬のオートクチュールコレクション期間中に仏パリを訪れ、劇中に登場する100万本の花を使って飾られた壁をバックステージで実際に目にしたという。「(バックステージに)お花の壁があって。ディオールと花は切っても切り離せないもの。あんなにたくさんのお花を見たのは最初で最後かもしれないです」と、その壮大さを明かした。なおこの日は、森の他にモデルの水原佑果、浦浜アリサ、元宝塚トップスターで女優の朝海ひかるが最新コレクションを着用して会場を訪れ、イベントに華を添えた。
オートトクチュール未経験ながら「クリスチャン・ディオール」のアーティスティックディレクターに就任し、通常5~6カ月の準備期間が必要とされるパリコレクションに、8週間という異例の短期間で初挑戦することになったシモンズ氏に密着。華やかなコレクションの舞台裏と、シモンズ氏をはじめとするディオールのオートクチュールに魂を吹き込むお針子たちの挑戦と情熱に迫る。
「ディオールと私」は、3月14日からBunkamuraル・シネマほか全国で順次公開。