エディ・レッドメインが性転換者の画家を演じる新作、11月米公開
2015年3月9日 12:50
[映画.com ニュース] 「博士と彼女のセオリー」で第87回アカデミー賞主演男優賞を受賞したエディ・レッドメインの新作「ダニッシュ・ガール(The Danish Girl)」が、次の賞レースを見込んだ11月27日にニューヨーク&ロサンゼルスで公開されることが決定した。
本作は、「レ・ミゼラブル」のトム・フーパー監督とレッドメインが再タッグを組み、歴史上初の性転換者と言われるデンマーク人男性とその妻の実話を描く作品。作家デビッド・エバーショフの同名小説(邦訳「世界で初めて女性に変身した男と、その妻の愛の物語」)をもとに、1930年に男性から女性へと性転換した画家アイナール・ウェゲナー(女性名:リリ・エルベ)と、その妻で同じく画家のゲルダの関係に焦点をあてる。
レッドメインが性転換するウェゲナー役で主演。妻ゲルダ役をアリシア・ビカンダーが演じるほか、ベン・ウィショー、アンバー・ハードが共演する。
レッドメインが車椅子の天才物理学者スティーブン・ホーキング博士を演じ、初のオスカーを受賞した「博士と彼女のセオリー」は、3月13日から日本公開。また、ラナ&アンディ・ウォシャウスキー監督のSFアクション大作「ジュピター」では、宇宙の王朝支配を目論む継承者を怪演しており、こちらは3月28日から日本公開される。