「レイダース/失われたアーク」完全再現した少年たちのドキュメンタリーが完成
2015年3月2日 12:00

[映画.com ニュース] スティーブン・スピルバーグ監督の傑作冒険活劇「レイダース/失われたアーク《聖櫃》」(1981)を、11歳のときから18歳になるまで7年の歳月をかけてリメイクした、米ミシシッピー州のふたりの少年の実話のドキュメンタリー映画が完成し、3月14日に米テキサス州オースティンで行われるサウス・バイ・サウスウエスト映画祭(SXSW)でプレミア上映されることになった。
1982年当時11歳だったクリス・ストロンポロスとエリック・ザラは、自宅の裏庭や地下室で「レイダース/失われたアーク《聖櫃》」の全シーンを再現して撮影。小道具作りもスタントもすべて自分たちで担当し、「Raiders Of The Lost Ark: The Adaptation」を完成させた。
「Raiders Of The Lost Ark: The Adaptation」は完成直後の89年、地元ガルフポートのコカコーラ工場内で一度上映された。しかし、その後ストロンポロスとザラはそれぞれ進学して別の道へと進み、映画の存在は長らく忘れ去られていた。ところが2002年、イーライ・ロスと、米映画サイトAin .F N"t It Cool News主宰のハリー・ノウルズが同作のビデオテープを見たことがきっかけで、以来いくつかの映画祭で上映されるにいたったという。
新作ドキュメンタリー「RAIDERS! The Story of the Greatest Fan Film Ever Made」は、「史上最高のファンフィルム」作りに取り組んだ少年たちとその周囲の証言を交えながら、40代になったストロンポロスとザラが2014年に約25年ぶりに再会し、唯一撮っていなかったシーンを完成させようとする様子に密着した。
「RAIDERS! The Story of the Greatest Fan Film Ever Made」の予告編はYouTubeで見ることができる(www.youtube.com/watch?v=C4UYBhDVm9k)。

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