広島発「ラジオの恋」東京プレミア、横山雄二が観客150人全員を2次会に招待!
2015年2月8日 12:20

[映画.com ニュース] 広島県で絶大な人気を誇るラジオパーソナリティ・横山雄二が主演した映画「ラジオの恋」の東京プレミアが2月7日、東京・スペース汐留で行われ、横山と時川英之監督が舞台挨拶に立った。
登場時から「広島では大歓声で迎えられるのに……。もう1回やっていいですか?」と、異例の“やり直し”を希望し、アクセル全開の横山。今度は大歓声で迎え入れられ、「ありがとうございます!」と満面の笑みで深く頭を下げた。
この日のプレミア試写会では、来場した観客の中から抽選で20人を横山、時川監督も参加する2次会に招待するという企画が実施された。しかし抽選中に横山が「もう来たい人はおごるから全員来てください!」と言いだし、結局150人の観客全員を招待するという異例の事態に発展。客席からは大きな歓声と拍手が沸き起こった。
時川監督が、広島で朝のラジオ番組を13年間続けている横山の広い交友関係について「有吉(弘行)さんとか、アンガールズさんとか、劇団ひとりさんとか、いろんな方をある意味育てた方なんです」と明かすと、横山は「それでそうですとも言いにくい(笑)」と苦笑い。それでも「(有吉を)東京では(上島)竜平さんが食わせ、広島では俺が食わせ、みたいな」と振り返り、「なのにあんなに売れても1銭もおごってくれないですね(笑)」とおどけ、会場を笑いで包んだ。
今作は、2012年のRCC文化センター創業40周年記念事業「秋の文化祭」のためだけに製作されたが、その後広島で上映され大ヒット、2月からは東京を皮切りに全国で順次公開されることとなった。2人はこの展開を「全く予想していなかった」といい、「広島の有名な方がいろんなところにちりばめられている。地方の文化を守ってくださっている方々が一致団結して、映画という宝物に思いを紡いだんだなと思って頂きたいなと思います」と映画をアピールした。
また、この日は横山の親友という男性デュオ「サスケ」の奥山裕次と北清水雄太が「映画とは何の縁もない」と言いながら代表曲「青いベンチ」を披露。さらに、14年の流行語大賞にもノミネートされた、女性の広島カープファンを指す「カープ女子」代表として、読者モデル・大井智保子が登場したりと、バラエティに富んだイベントとなった。
「ラジオの恋」は、ラジオというメディアへのやりがいを見失った横山の前にミミと名乗る少女が現れ、ラジオの世界に不可思議なことが起こり始める。2月21日から新宿武蔵野館ほか全国順次公開。
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