亀梨和也「ジョーカー・ゲーム」初日に太っ腹提案!抽選で決める舞台挨拶劇場を追加
2015年1月31日 13:23
[映画.com ニュース]亀梨和也の主演最新作「ジョーカー・ゲーム」が1月31日、全国310スクリーンで封切られた。亀梨は共演の深田恭子、伊勢谷友介、入江悠監督とともに東京・TOHOシネマズ日劇2で舞台挨拶に立った。
日本国内だけでなく、インドネシア・バタム島に作られた広大なオープンセットやシンガポール市内で大規模な撮影が行われた意欲作だけに、満席の場内を見わたした亀梨は感無量の面持ち。「監督の『新しい日本映画を』の号令のもと、スタッフ・キャストが全身全霊で撮影しました。今日という日を盛り上げるべく、メディアを含め関係各所の皆さんが協力してくださいました。心から感謝します」と話し、深田、伊勢谷らとともに深々と頭を下げた。
この日は、昨年12月24日から今年1月28日まで全国で行っていた「Dead or Alive(謎解き)キャンペーン」でポイント数で上位に入った13劇場のなかから、亀梨が公開後に舞台挨拶を実施する1劇場を抽選で決めた。亀梨が引き当てたのは、ポイント数が1位だった愛知・ミッドランドスクエアシネマ。本人も驚きの様子で、「何か違って見えたんです。やっぱり努力は報われるんですね」とほほ笑んだ。
さらに、「こんなに多くの方々が参加してくれたのだから、もう1つくらい……」と提案すると、場内は大歓声。宣伝プロデューサーのOKサインが出ると、再び抽選し6位の長野・松本シネマライツでの舞台挨拶を決めた。亀梨と入江監督は、2月中に2劇場を訪れファンに感謝を伝える。
また、深田は撮影を振り返り「練習の日に『今日は2階から飛び降りますが、本番では3階から飛び降ります』と言われました。監督は実際にやるということを大切にされていて、でも画には生きていないんだなあ、と(笑)」とこぼした。亀梨、伊勢谷とともに「決してクレームじゃありません」とフォローすると、入江監督は「深田さんが3階から飛び降りたのは、僕の思い出として……」とニヤリ。伊勢谷は、「僕は海外に連れて行ってもらえなかった。少ない期間での撮影では、監督から『縄をシュッシュッシュッとほどいてくれ』と言われたんですが、『僕はシュッシュッシュッとほどいたことはねえ』って返したこともありました」とウィットに富んだ口調で明かし、場内を盛り上げた。
柳広司氏の同名原作は2009年、第30回吉川英治文学新人賞と第62回日本推理協会賞長編及び連作短編編集部門に輝いたスパイサスペンス小説。架空の第2次世界大戦前夜、秘密組織“D機関”の助けで極刑を免れた青年が、世界を揺るがす機密文書ブラックノートを奪取する極秘ミッションに挑む姿を描く。
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