田中麗奈、主演ドラマの「病んでいる」役と「友達になりたい」
2014年12月12日 18:50

[映画.com ニュース]女優の田中麗奈が12月12日、主演のNHK-BSプレミアムよるドラマ「徒歩7分」(来年1月6日スタート、毎週火曜午後11時15分)の第1・2話の試写後に東京・渋谷区の同局で会見した。
田中演じる主人公・黒崎依子はカレシなし、友達なし、仕事なしにもかかわらず独り暮らしを始めるという設定で、「病んでいるなあと思いました。似ているとも言いたくない」と苦笑い。それでも、「自分が持っている孤独感と向き合わなければできないと思い、自分を掘り下げて落とし込んで同化していきました。嫌な作業でしたけれど、お互いに歩み寄れた感じですね」と手応えを口にした。
脚本で15ページにも及ぶ1シーンを長回しで撮影することも多かったが、「舞台をやっているようでクッタクタになりますけれど、それが楽しくてたまらなかった」という。続けて、「芝居で流れができる感覚がたまらなくて、血が騒いでいました。でも、表には見せられないのでどれだけリラックスするかが勝負でしたね」と満足げに振り返った。
第2話まで怠惰で自己中心的な面が際立つ依子は第3話以降、徐々に能動的になっていくそうで、田中は「(依子と)友達になってみたいですね」ときっぱり。「人間というより動物みたいで、これを食べさせたらどうなるんだろう、あそこに連れて行ったらどういう反応をするんだろう、どんな本を読んでいるんだろうって興味がわきます」と笑顔で話していた。
「徒歩7分」は、独り暮らしを始めた依子が、隣人や弁当店の従業員ら“徒歩7分”圏内でコミュニケーションを取るようになり、ささやかな日常を積み重ねていくことで未来への希望を見いだしていく姿を描く。
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