新垣結衣×大泉洋「トワイライト ささらさや」が世界へ!4つの国と地域で公開決定
2014年11月21日 05:00
[映画.com ニュース] 新垣結衣と大泉洋が夫婦役で初共演した映画「トワイライト ささらさや」(公開中)が、香港、台湾、マカオ、韓国で公開されることが決定し、“世界デビュー”を果たす。
本作の企画・プロデュースを務めた石田雄治氏は、「海外配給が決まり、とてもうれしい気持ちで一杯です」と語り、「映画を見たお客様から寄せられる『大切な人に会いたくなった』『家族や人にやさしい気持ちになれた、大事にしたいと思った』という純粋で優しい気持ちは、 日本だけではなく、世界共通に感じていたけるメッセージだと思っていますので、是非世界中に届けられたらと願っております」と期待をこめる。
11月8日に全国264館で封切られた今作は、初日から10代~70代の幅広い年齢層の支持を集め、国内興行ランキングで首位デビューを果たした。19日までに観客動員26万2592人、興行収入3億3294万7600円を記録している。このほど発表された4つの国と地域以外とも配給交渉は進んでいるという。
韓国の配給会社A Oneエンタテインメントのジェームズ・ミン社長は、「ストーリーがユーモアかつユニークな設定でひかれました」と語る。映画の撮影中だった今年5月、カンヌ映画祭のマーケットで既にオファーが寄せられていたそうで、日本テレビ海外セールス担当の佐藤直子氏は、「家族を思う気持ちは万国共通なので、笑って泣けるファンタジー、という部分にひかれたバイヤーが多いようです」と見解を述べた。
深川栄洋監督のメガホンで加納朋子の小説「ささら さや」を映画化したファンタジードラマ。不思議な町「ささら」に暮らし、突然の事故で夫ユウタロウ(大泉)を亡くしてしまったサヤ(新垣)は、幼い息子を育てるため奮闘するが、お人好しで頼りないサヤと幼い息子が心配で成仏しきれないユウタロウが、さまざまな人の体を借りて現れ、2人を助けていく。