アラン・レネ「愛して飲んで歌って」カラフルな日本版ポスター公開
2014年11月19日 14:00
英国の喜劇作家アラン・エイクボーンの戯曲を映画化した本作で、レネ監督は実験的な映像表現を試みている。とある田舎道の風景から一転し、英国地図のヨーク市周辺にカメラが寄ると、人気バンド・デシネ(フランスの漫画)作家ブルッチによる書割セットから3組の夫婦が飛び出し、夫婦たちの共通の友人ジョルジュが余命わずかと知り右往左往する様をユーモラスに映し出す。
文学、演劇、音楽やコミックを軽やかに融合させた本作についてレネ監督は、「人物がブルッチの書割を出たり入ったりするように、観客も舞台と映画の間を行ったり来たりする。ごちゃまぜのラタトゥイユみたいにして舞台と映画の壁を突き破らせ、最後には完全なる自由さを持たせたかった。それが、私が夢見たことだ」とコメントしている。
このたび公開された日本版ポスターは、レネ監督がやりたかった“ラタトゥイユ”を表現したカラフルな色づかいで、レネ監督の公私に渡るパートナーのサビーヌ・アゼマをはじめとした、3人の女優の姿をメインにおいたデザインとなっている。
「愛して飲んで歌って」は2015年2月14日から岩波ホールほか全国順次公開。
関連ニュース





イザベル・ユペール「謎が残っているからこそ想像力が働く」 「不思議の国のシドニ」日本で撮影の愛と再生の物語、意外性あるラブシーンにも言及
2024年12月15日 15:00

映画.com注目特集をチェック

日本よ、これが本物の“悪”だ
【拷問、殺人、裏切り、粛清】超刺激的な“史上最大ヒット作”、観たらすごかった…!
提供:JCOM株式会社

何だこのむちゃくちゃ“刺さる”映画は!?
【尋常でなく期待してる】“命より大事な誰か”のためなら、自分の限界を超えられる。
提供:ディズニー

キャンドルスティック
【予告編だけでこんなに観たくなること…ある!?】阿部寛、10秒でAIを騙す――狂おしいほど面白そう
提供:ティ・ジョイ

たった“1秒”で爆発的に話題になった映画
【全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた注目作】実際に観てきたら…個人的に“過去最高”!!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映