マーティ・フリードマン、盟友ジェイソン・ベッカーとの思い出語る
2014年11月9日 13:30

[映画.com ニュース] 筋萎縮性側索硬化症(ALS)と戦い続ける天才ギタリスト、ジェイソン・ベッカーに迫ったドキュメンタリー映画「ジェイソン・ベッカー Not Dead Yet 不死身の天才ギタリスト」が11月8日、東京・新宿シネマカリテで封切られ、ベッカーとメタルバンド「カコフォニー」を組んでいた現在日本で活躍中のマーティ・フリードマン、初来日中のジェシー・ビレ監督がトークイベントを行った。
17歳の時に「カコフォニー」のギタリストとしてデビューしたベッカーは、類まれなる芸術的テクニックで注目を集め、20歳にしてデビッド・リー・ロス・バンドに引き抜かれた。しかしほどなくしてALSを発症、医師から3~5年の余命宣告を受けるが、現在も家族や仲間たちに支えられながら創作活動を続けている。
ユニークな支援活動「アイス・バケツ・チャレンジ」で注目を浴びたALSだが、フリードマンは「下手するとかわいそうな話になると思った。それは誰よりもジェイソン自身が望まないこと。だけどジェシーからは熱意と誠意が伝わってきて、やるならこいつがいいと思った。ジェシーの解釈はとても繊細で、ジェイソンの気持ちをリスペクトしているし、ギタリストならではの特別の尊敬の念が込もっている」と納得の表情を浮かべていた。
ビレ監督は、「僕は12歳の頃からギターを弾いていて、ギターの先生がよくジェイソンやマーティのCDを聞かせてくれ、彼らのスタイルや音楽性に魅了された。そしてALSに侵されても音楽を作り続けるジェイソンの姿勢に大きな感銘を受けた」と構想15年をかけて本作を完成させた。また、「日本で過ごした時間は素晴らしかった。僕の兄弟、マーティを温かく受け入れてくれる日本のみなさんにお礼を言いたい。今夜も駆けつけたかった」とベッカーからの熱いメッセージを紹介した。
するとフリードマンは、「当時の僕らは全然お酒を飲まなかったのに、日本のスタッフに毎晩飲まされまくった。そのせいであまり記憶が残ってない(笑)」と裏話を披露。そして、「ジェイソンの魂は病気に負けていない。いつか治療法が見つかって、もう1回ギターを弾く姿を見られるかもしれない」と希望を寄せた。
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