“丸刈りおっさん”に扮した「森三中」大島、「女性の役は断っていきたい」と熱い意欲
2014年11月8日 14:10
[映画.com ニュース]お笑いトリオ「森三中」の大島美幸が中年男性役で映画初主演を果たした「福福荘の福ちゃん」が11月8日、全国20スクリーンで公開初日を迎え、大島をはじめ荒川良々、芹澤興人、飯田あさと、徳永ゆうき、藤田容介監督が舞台挨拶に立った。
大島は本作で“丸刈りのおっさん”に扮し、カナダ・モントリオールで開催された第18回ファンタジア国際映画祭で最優秀主演女優賞を受賞。現在は“妊活”のため、芸能活動をセーブしているが「今後の道はおっさん、またおっさん。女性の役は断っていきたいなと思います。私にしかできない女優業をやっていきたい」と熱い意欲をのぞかせた。
そんな大島について、藤田監督は「とにかく大島さんで撮りたいということだけあって、それから考えたお話。おっさんの役になり切って、素晴らしい芝居をしている」と太鼓判。荒川も「もう男ですよね、あの時は。演じるというか、なりきっていた」と絶賛すると、大島は「(荒川から)小便行こう、みたいなことも言われました」と明かし、会場の笑いを誘った。
また、本作は海外17カ所の映画祭に出品されており、さらにイギリス、ドイツ、イタリア、台湾などでの公開が決定している。藤田監督は「面白い事っていうのはどの国でも変わらないとつくづく思った」と感慨深げに振り返り、「自分が面白いと思うものを撮れば、外国にも通じるとはっきりわかった」と手応えを感じた様子。その一方で大島は、「私も坊主で荒川さんも坊主なので、海外の人は『あれ、どっちが福ちゃんだ?』ってならないかな」と疑問を呈していた。
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