オーウェン・ウィルソンが初来日!名匠ボグダノビッチとの固いきずな語る
2014年10月29日 21:30

[映画.com ニュース]名匠ピーター・ボグダノビッチ監督の新作「シーズ・ファニー・ザット・ウェイ」が、第27回東京国際映画祭のワールド・フォーカス部門でアジアプレミア上映され、ボグダノビッチ監督がティーチインに出席。急きょ来日した主演俳優オーウェン・ウィルソンも駆けつけ、固いきずなを見せつけた。
元コールガールと、彼女に翻ろうされる舞台演出家らを中心にした群像コメディ。ボグダノビッチ監督は、「Saint Jack」(1979)の撮影で実際にコールガールと会った体験が着想になっていると明かし、「故郷に戻りたいと言っていたコールガールたちに『今やっていることをやめて帰りなさい』とお金を渡しました。映画監督がこのようなことをして、作品にキャスティングしたらどうなるかなというクレイジーなアイデアからはじまりました」と説明した。
今回が初来日となったウィルソンは、「日本に来られてうれしいです。初めての日本、初めての東京。素晴らしい街ですね」とニッコリ。そして、ボグダノビッチ監督の話を受け、「(着想点が)聞くだけでもクレイジー(笑)。(本作の設定は)確かにものすごくドラマチックな緊張が生まれるけれど、今回はコメディ的な緊張にしました」と語った。
この日、多くのファンが詰めかけ会場は満席。ボグダノビッチ監督は、映画に込められた“マジック”について問われると「わからない」と笑いを誘いながらも、「はっきりしていることは良い役者をそろえること。素晴らしい役者のベストな演技を引き出し、自分もベストな演出をする。お互いの関係性から生まれるのだと思います」と持論を展開した。
さらに「今回はすごくうまくいったと思います。オーウェンのファンなので、今回彼が出演すると言ってくれた時、成功すると思いました」と振り返ると、ウィルソンも「今までの人生の中で1番楽しく、喜びのある仕事でした」と最敬礼。ふたりはウェス・アンダーソン監督を通じて知り合ったそうで、ウィルソンは「今回の仕事を通じて、よりきずなが強くなった気がします。(撮影中の映画について話をする時に)今回ほど誇らしく思ったことはありません。とてもサポートしてくれるので、自分が勇気づけられていると感じられます。自分の親がこういう人だったら良いなと思えるような方」と名匠に全幅の信頼を寄せていた。
第27回東京国際映画祭は、31日まで開催。
フォトギャラリー
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

たべっ子どうぶつ THE MOVIE
【裏切りすんごい】キッズ向けとナメてたら…全然“甘くなかった”!!嘘やろ、こんな…ええんか…?
提供:クロックワークス、TBSテレビ

“最高&最幸”の一作!
【過去最高の評価!最も泣いた!】ありがとう、そして…さようなら!? 結末は絶対に観て…!
提供:キノフィルムズ

地上波では絶対ムリな超過激作
【超暴力的・コンプラガン無視!】狂キャラが常軌を逸した大暴れ!!【敵の事務所にロケットランチャー】
提供:DMM TV

“ハリポタファン”に熱烈に推したい
【夢のような空間がここにある】GWにぜひ堪能してほしい特別な体験【忖度なし正直レビュー】
提供:ワーナー ブラザース スタジオ ジャパン

マインクラフト ザ・ムービー
【予想の5倍面白かった】そして、この映画で人生がレベルアップする【息つく間もない“楽しさ”連続】
提供:ワーナー・ブラザース映画

サメ!ゾンビ!ガメラ!
【狂った名作・怪作が無料大量放送】人類終了のお知らせ! ありがとう“GWの夜”が決まった
提供:BS12

なんだこの強烈に面白そうな映画は!?!?
【尋常じゃなく面白そうな6つの魅力】予告だけで「めちゃくちゃ良さそう」が湧き上がる…観なければ!
提供:ディズニー