監督の実母を撮ったドキュメンタリー「抱擁」がTIFFで世界初上映
2014年10月26日 12:35

[映画.com ニュース] 第27回東京国際映画祭の日本映画スプラッシュ部門で10月25日、坂口香津美監督の実母を題材にした「抱擁」がメイン会場となるTOHOシネマズ六本木ヒルズで公式上映された。
上映前の舞台挨拶には、坂口監督をはじめ、プロデューサーの落合篤子、音楽の大沢充奈(あてな)、音響デザインの山下博文、音楽録音の一本嶋諭が登壇。それぞれの作品への思いを語った。
本作は、坂口監督の実母である坂口ちすえさんを4年に渡って監督自ら撮影したドキュメンタリー映画。長女と夫を続けざまになくし、精神的な混乱に陥ってしまうちすえさん。大量の精神安定剤で心を鎮めるちすえさんを、妹のマリ子さんは故郷の種子島に連れ帰る。愛するものを失った悲しみからの再生と、希望を見出すまでを綴る。
実母という繊細な題材に挑んだ坂口監督は、「この映画は私の母親を撮った映画。皆さんご自身のお母さんのことを思い浮かべながらご覧になって頂ければ」と観客に語りかけ、「(見るのが)厳しいなと思う場面もあるかと思いますが、最後まで見て頂ければと思います」と神妙な面持ちで挨拶した。
音響デザインの山下は「この映画にはリアルが、みなさんも経験するであろうことがいっぱい詰まっています。見て感じて頂けたらと思います」と作品に込められたメッセージを伝えていた。
フォトギャラリー
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

アマチュア
【最愛の妻がテロリストに殺された――】殺しの経験ゼロ、しかし“最高の頭脳を持つ男”の復讐が始まる
提供:ディズニー

HERE 時を越えて
【何だこのすごい映画は!?】まるで動かない「バック・トゥ・ザ・フューチャー」 ラストの多幸感よ…
提供:キノフィルムズ

異常者×異常者×異常者…
【イカれた映画を紹介するぜ!】命令無視の異常者チームが無許可で大暴れ! ぶっ刺さる一作!
提供:KADOKAWA

絶対に絶対に絶対に“超ネタバレ厳禁”
【涙腺崩壊、感情がぐちゃぐちゃで大変】早く話したいから、お願いだから、みんな早く観てほしい。
提供:リトルモア

映画を安く観たい人、絶対にチェックして!
【映画2000円は高すぎる!!?】知らないと損な“1250円も安く観る裏ワザ”、ここに置いときます
提供:KDDI