「ウルトラセブン」放送47年も根強い人気にダン、アンヌらが歓喜「50周年まで頑張る」
2014年10月26日 22:20

[映画.com ニュース] 第27回東京国際映画祭と円谷プロダクションのコラボレーションによるスペシャルイベント「『ウルトラセブン』HDリマスタ―2.0 円谷プロ特撮への誘い」が10月26日、TOHOシネマズ日本橋で行われ、名作の呼び声高い第14・15話「ウルトラ警備隊西へ」が上映された。
モロボシ・ダン(ウルトラセブン)役の森次晃嗣、アンヌ役のひし美ゆり子、アマギ役の古谷敏と、同話を演出した満田かずほ監督が集結。大ファンという樋口真嗣監督も加わってのトークショーが行われ、フルハシ役の毒蝮三太夫はビデオメッセージを寄せた。
トーク中にはゴース星人が乱入し、古谷を拉致。「ダン、行かないで」というひし美の制止を振り切って森次が追いかけ、セブンに変身し見事に撃退。その様子を「新しいiPhoneに付いているスローモーション機能を試す最高のチャンス」と樋口監督が撮影し、会場からは大きな拍手が沸き起こった。
放送から47年。いまだ根強い人気を誇っており、ひし美は「50周年まで頑張ります」と意欲を見せ、森次も「いつも応援ありがとう。これほど支持を受け、こんなにも長く愛される番組になるとは思っていなかった」と感慨深げ。「引き受けた時は、宇宙人の役といったって会ったこともないし、だから24歳の僕がそのまま突っ走ればいいと思ってやった作品で思い出深い。地球は自分たちの手で守らなければいけないという、キリヤマ隊長(故中山昭二さん)が最終回で残したメッセージを感じてほしい」と訴えていた。
第27回東京国際映画祭は10月31日まで開催。
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