アダム・サンドラーのプロデュース映画4本、劇場公開されず ネットフリックスとストリーミング配信契約
2014年10月16日 22:40
[映画.com ニュース] 米ストリーミング動画サービスのネットフリックスが、人気コメディアンのアダム・サンドラーがプロデュースする映画4本を製作することになったと、ハリウッド・レポーター誌が報じた。
サンドラーの制作会社ハッピー・マディソンはこれまで、ソニー・ピクチャーズとファーストルック契約を結び、「アダルトボーイズ青春白書」や「モンスター・ホテル」などのヒット映画を放ってきた。今回のネットフリックスとの契約により、ハッピー・マディソンが手がける新作映画4作品は映画館では上映されず、すべてネットフリックスでストリーミング配信されることになる。ネットフリックスは、ワインスタイン・カンパニーと共同で「グリーン・デスティニー」の続編をIMAX上映と同時にストリーミング配信すると発表しており、映画館に対する脅威となりつつある。
ちなみに、サンドラー作品の製作費は1本あたり8000万ドルで、決して安い金額ではない。それでも獲得に動いたのには、ネットフリックスでサンドラー作品が人気コンテンツである背景があるという。なお、サンドラー本人は「素敵な人たちに映画を4本作って欲しいと言われたとき、たったひとつの理由から僕は即座にイエスと答えた。その理由は、ネットフリックスがウェット・チックス(濡れたかわい子ちゃん)と語呂がいいからだ」とユーモアを交えた声明を発表している。