従来のイメージを一新!「ドラキュラZERO」ワールドプレミア開催
2014年10月15日 12:40

[映画.com ニュース] ドラキュラの誕生を新たな解釈で描くVFXアクション大作「ドラキュラZERO」のワールドプレミアが10月1日(現地時間)、英ロンドンのレスター・スクウェアで開催され、主演のルーク・エバンス、ヒロインのサラ・ガドン、ゲイリー・ショア監督らが出席した。
黒のスーツに身を包み、会場に集まった多くのファンへのサービスに快く応じたエバンスは、「1400年代にこの世に実在していた“串刺し公”ヴラド・ツェペシュが主人公で、父親であり戦士であり君主、そして夫としての彼のストーリーを中心に描かれているから、みんなが慣れ親しんでいる(ドラキュラの)話ではないんだ。正直、僕は大体どんな感じになるか把握できていると思っていたけど、(完成した映画は)全く違ったよ。すごく驚かされたし、実に見事だった」と興奮した様子でコメント。「出演した全ての作品で習得したあらゆるスキルが、次の作品に生かされている。今回の場合も『ホビット 決戦のゆくえ』の撮影を終えたばかりだったから、そこで得た剣術はすべて生かせたし、新しい技も覚えた。もし観客が望むのであれば、ぜひ続編に出演したいね!」と意欲を語った。
エバンス演じるヴラドの妻を演じたガドンは、白いレースに黒いスカートのシックなスタイルで会場を魅了。人々がドラキュラにひかれる理由について「セクシーだからよ。それに、人間として本能的に興味があるテーマについて考えさせられるからじゃないかしら。例えば、愛や誘惑、支配欲、自制心について。飽きることはないわよね」と持論を明かし、「完成した本編を見た時には本当にびっくりしたわ。VFXは最高よ! すごいとしか言いようがないわ」と作品の感想を述べた。
本作が長編デビュー作ながら、出演陣からの絶賛を浴びたゲイリー・ショア監督は、「実在したヴラドが生きていた時代は、ちょうど印刷機が発明された時期と重なり、彼が血を飲む話はセンセーショナルなホラーストーリーとして初めて世界的に出回った話だ。この作品の背景となる歴史に基づいた話と、フィクションである誰もが知っているブラム・ストーカー原作のドラキュラと結び付けたんだ」と製作の経緯を明かした。
「ドラキュラZERO」は、人々に敬愛されたヴラドが闇の力を手に入れ、苦しみながらも愛する者たちのために戦い続ける姿をスペクタクルあふれるVFXアクションと家族愛のドラマで描く。10月31日から全国公開。
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