赤ペン瀧川先生が「イコライザー」のD・ワシントンを絶賛!
2014年10月14日 17:30

[映画.com ニュース] 日本テレビ「映画天国」の「赤ペン瀧川先生の映画添削」コーナーで人気を博した“赤ペン瀧川先生”が、デンゼル・ワシントンが世の不正を抹消する闇の“仕事請負人”を演じたサスペンスアクション「イコライザー」を、いち早く鑑賞。同作の見どころを独自の視点で熱く語った。
瀧川先生は、「この作品をいかに短い言葉で説明するかと考えたら、とにかく俺の中では『バイオレンス世直し先生』という言葉しかなかった」と同作の本質をひと言で表現。さらに、「元CIAエージェントが今ではホームセンターの従業員として真面目に働いていますとか、ジャッキー・チェンとかブルース・ウィリスがやる役ですよ。こんな役をデンゼル・ワシントンがやったのは記憶にない。設定がどこかで破綻をきたす、都合のいいことが起こるに違いない、よーし……と思って見ているんですが、気にならないんですよね。さすがはオスカー受賞の実力派。俳優としてすげえいい仕事をしています」と絶賛する。
従来のアクションヒーローいえば、ピンチに次ぐピンチに見舞われる「ダイ・ハード」のウィリスなどが定番だが、「ブルースは随所で『俺、死ぬかも?』アピールしてくるじゃないですか、でも、ないんですよ、この人は。むちゃくちゃ強いから。それがむしろ説得力につながっている」と瀧川先生は言う。
そして、「辛い過去があってCIAを辞めたはずなのに、クロエ・グレース・モレッツが演じるヒロインを守るために新しい仕事を始めてしまう。ほんとおやめなさいよ! と。しかもお金を取るわけではなくて完全にボランティア。『いやあ、歌手になりたいんですけど、ちょっと娼婦の仕事辞められないんですよねえ……』『わかった、じゃあ、犯罪組織完全に潰すよ!』『いや、そこまでは……』という展開になっちゃう(笑)。律儀すぎる」と指摘。「アントワン・フークア監督の手腕や脚本はもちろんだけど、何よりデンゼルが有無を言わせない魅力的なキャラクターを作ったのが大きいですよ。いやあ、天才を見る喜びと言いますか、一周回ってこれはバカなのか? というギリギリのラインが非常に面白かったです」と、ワシントンだからこそ成り立つバランスのキャラクター設定に目を見張った。
「どんな人に見て欲しい作品なのか?」を問うと、「確実にアクション映画ファンです。心をくすぐられるポイントだらけ」と即答。そして、「『アクション映画好きのあなたの嗅覚なら、必ず見るはずだ!』と断言してもいい」と言い切った。
「イコライザー」は、10月25日から全国公開。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

アマチュア
【殺しはアマチュア、しかし頭脳は最高】スパイ史上最も地味、だが最も予測不能な男が面白すぎた!
提供:ディズニー

HERE 時を越えて
【何だこのすごい映画は!?】まるで動かない「バック・トゥ・ザ・フューチャー」 ラストの多幸感よ…
提供:キノフィルムズ

異常者×異常者×異常者×異常者×…
【イカれた映画が爆誕】危険な色気の“異常者”たちが無許可のミッションに挑む…ぶっ刺さる一作!
提供:KADOKAWA

実は“超ネタバレ厳禁”映画
【広瀬すず×杉咲花×清原果耶】涙腺崩壊、でも、あ~…何も言えない!! とにかく早く観て!!
提供:リトルモア

社畜のハートにぶっ届く
【観たら社畜の憂鬱が吹っ飛んだ】過酷なブラック仕事を描いた至高エンタメ…スカッとすぎるんじゃ!
提供:ワーナー・ブラザース映画

侍タイムスリッパー
【ついに見放題“最速”配信中!!!】観たかった人も、何度も観た人も今すぐ観よう!【奇跡のヒット作】
提供:JCOM株式会社

衝撃の問題作
【2025年で最も期待する“過激な一作”】ついに最終章――未見の人がうらやましい。
提供:ディズニー

映画館で観ないとぜっっったい後悔する
【ラスト5分の破壊力】そして“観たことないシーン”のゲリラ豪雨に、感動を超えてもはや放心状態――
提供:東和ピクチャーズ

映画2000円は高すぎる!!?
【安く観るなら、絶対にチェック】知らないと損な“超安く観る裏ワザ”、ここに置いときます
提供:KDDI