東京国際ファンタスティック映画祭、新宿ミラノ閉館にあわせ一夜限りの復活決定
2014年10月10日 23:00
[映画.com ニュース] 今年12月31日をもって閉館する東京・新宿歌舞伎町の映画館・新宿ミラノでかつて開催されていた東京国際ファンタスティック映画祭が、一夜限りの復活を果たすことがわかった。「東京国際ファンタスティック映画祭復活2014」と題し、12月12日にオールナイトイベントを開催する。
東京国際ファンタスティック映画祭は、ニッポン放送が主催し、東京国際映画祭の協賛企画として1985年から05年までの間、毎年秋に開催されていた。02年までは渋谷の旧東急文化会館内にあった渋谷パンテオンで、03年からは会場を新宿ミラノに移して行われ、SFやホラーといったジャンル映画を主軸とした作品ラインナップで人気を博した。小松沢陽一氏、いとうせいこう氏をプロデューサーに迎え、ファンの間では「東京ファンタ」の愛称で親しまれていたが、06年に惜しまれながらも休止となった。
そんな伝説的イベントが、会場でもあった新宿ミラノの閉館に伴い、一夜限りの復活が決定。当日はプロデューサーのいとう氏をはじめ、東京ファンタにゆかりのあるさまざまな豪華ゲストが駆けつける予定。いとう氏からは「狂乱の一夜になるでしょう。伝説の」とのコメントも寄せられている。
「東京国際ファンタスティック映画祭復活2014」は、新宿ミラノ1にて12月12日午後8時30分開場、同9時30分開演。終了は翌朝の午前6時30分予定。チケットは全席指定で前売り3800円、当日4000円(税込み)。10月11日からチケットぴあで先行抽選販売を開始する。上映作品は後日発表。
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