実在の五輪選手の数奇な半生描く「ミルカ」、日本公開決定
2014年10月10日 17:00

[映画.com ニュース] 実在するオリンピック選手の数奇な半生を描いたインド映画「バーグ・ミルカ・バーグ(原題)」が「ミルカ」の邦題で日本公開されることが決定し、旧体育の日を記念して公開されたポスター画像を映画.comが独占入手した。
本作は1960年開催のローマ五輪でメダル獲得を有望視された陸上選手ミルカ・シンの半生を描き、インド国内で年間第6位となる興行収入20億円を記録。インドのアカデミー賞に相当するフィルムフェアで作品賞、監督賞、最優秀男優賞を含む6部門を受賞している。ゴール手前で後ろを振り返り4位でゴールしたミルカは、国民の失望の声を一身に受ける。その後、パキスタンと共同開催するスポーツ大会のインド側団長就任を固辞。ミルカを説得しようとする首相秘書に、コーチはどうしてもパキスタンへ足を踏み入れたくない理由を明かす。
主演のファルハーン・アクタルは体脂肪率を5%まで落として本作の撮影に挑んでおり、ポスターでその肉体を惜しみなく披露している。アクタル扮する現代のミルカと共に、炎に包まれた街を走り抜ける子ども時代のミルカの姿も描かれ、アスリートとしての成功からは想像もできない壮絶な人生がうかがえる。
「ミルカ」は、2015年1月全国公開。
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