1930年代にハリウッドサインから飛び降りた女優の実話が映画化
2014年9月29日 22:45

[映画.com ニュース] 1932年、ハリウッドのシンボルともいえる「ハリウッドサイン(HOLLYWOOD)」のHの文字の上から投身自殺した、女優ペグ・エントウィスルの物語が映画化されることになった。
米Deadlineによれば、「ラッシュアワー」シリーズのアーサー・サルキシアンがプロデュースを手がけ、「アメリカン・ヒストリーX」のトニー・ケイが脚本と監督を務める。キャストは未定。
1908年にイギリス、ウェールズで生まれたエントウィスルは、アメリカに移住後、ブロードウェイで舞台女優として活躍する。その後映画女優を目指してハリウッドに向かうが、ようやく端役を得たデビッド・O・セルズニック製作の「Thirteen Woman」から、自分のシーンが完全にカットされたことを知って悲観してか、同作の公開直後に投身自殺をはかったとされる。エントウィスルの遺体は32年9月18日、ハリウッドサインの下で発見された。享年24歳だった。
この事件以降、ハリウッドサイン付近でエントウィスルの幽霊が出るといった話が伝えられるようになった。またこの一件は、実験映画の巨匠ケネス・アンガーが、黄金時代のハリウッドのダークサイドとスキャンダルを綴った奇書「ハリウッド・バビロン」でも取り上げられている。
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