新垣結衣&大泉洋「トワイライト ささらさや」原作者も納得のポスターがお披露目
2014年9月24日 12:50

[映画.com ニュース] 新垣結衣と大泉洋が夫婦役で初共演するファンタジードラマ「トワイライト ささらさや」から、本ポスターのビジュアルが公開され、これにあわせ原作者の加納朋子氏からコメントが寄せられた。
このほどお披露目された本ポスターには、橙色の雲と薄紫の空が溶け合った風景と、思い思いの表情を浮かべた登場人物たちが並べられた。「“twilight”という言葉は、日の出前、あるいは日が暮れた直後の薄明かりの状態を示すそうです。昼と夜の間。光と闇の間。そうした“あわい”の時には、何か不思議なことが起きそうな気がしてきます」という加納氏は、「たとえば、生と死のあわいにいる大切な人に、出会えたり。ただ、淡く、哀しく、そして愛おしい……そんな時が、空間が、このポスターから伝わってきます」と印象を語った。
原作小説「ささら さや」が出版されたのは13年前。昨年、映画化の話が現実味を帯びてきた頃のことを、「正直言って嬉しいというよりも、『本当に?』と疑う気持ちと、『大丈夫?』という不安な思いが圧倒的でした」と告白する加納氏は、「だってだって、幽霊が出てくるといってもちっとも怖くなくて、とてもささやかな、もしかしたら地味だと思われるかもしれない物語ですよ?」と説明する。
完成した作品を鑑賞し、「私の心配は本当に無用のものだったと知りました」と語り、「本を世に出してから後、本作は最良の時、最良の人々に恵まれ、こんなに素敵な映画となりました。立派に成人した我が子を人様に紹介するように、私は少し照れながらこう申しましょう。『ぜひ、ご覧になってみて下さい』と」、と映画の出来栄えにお墨付きを与えた。
不思議な町「ささら」に暮らすサヤ(新垣)は、突然の事故で夫ユウタロウ(大泉)を亡くす。生まれたばかりの息子を守ると誓うサヤだが、身寄りもなく苦労の連続。そんな2人を残して成仏しきれないユウタロウは、さまざまな人の体を借りて現れ、サヤを助けていく。深川栄洋監督のメガホンで、新垣が自身初の母親役に挑戦し、初めての顔合わせとなった大泉と息ぴったりに夫婦役を演じる。
「トワイライト ささらさや」は、11月8日から全国公開。
(C)2014 映画「トワイライト ささらさや」製作委員
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