第26回東京国際映画祭上映作品「激戦 ハート・オブ・ファイト」、2015年1月公開が決定!
2014年9月14日 08:00

[映画.com ニュース] 昨年の第26回東京国際映画祭で上映された香港映画「激戦 Unbeatable(原題)」が、「激戦 ハート・オブ・ファイト」の邦題で2015年1月に公開されることがわかった。人生のどん底を味わっている男たちが、総合格闘技MMAによって未来の希望を取り戻していくアクション映画だ。
八百長に手を出し、落ちぶれてしまった元香港ボクシング王者・ファイは、友人の格闘技ジムの下働きで口を糊する生活を送っていた。一方、大富豪の息子でありながら父親の会社が倒産し、無一文となったチーは、テレビで総合格闘技大会の存在を知り、賞金を稼ぐためファイの働くジムに通うようになる。絶頂からの転落という共通点を持つ2人はやがてタッグを組み、賞金と自らの再起をかけた戦いに身を投じていく。
本作は、公開後5日間で香港でのヒットラインと言われる興収1000万香港ドルを稼ぎ出し、最終的に13年度の香港映画年間興収の第3位となる4429万香港ドルを記録したヒット作だ。「ブラッド・ウェポン」「密告・者」などで知られる香港ノワール界の雄、ダンテ・ラム監督がメガホンをとった。
主演は、香港で最も高い人気と実力を兼ねそろえると言われる「ビースト・ストーカー 証人」のニック・チョン。現在の亜州影帝(アジア映画界の帝王)の呼び声高いチョンは、本作で体脂肪率5%に達するまで身体をしぼり上げ、香港のアカデミー賞と言われる第33回香港電影金像奨の最優秀主演男優賞を受賞した。共演には、「コールド・ウォー 香港警察 二つの正義」のエディ・ポン、子役ながら最年少で同賞の助演女優賞にノミネートされたクリスタル・リーらが脇を固める。
「激戦 ハート・オブ・ファイト」は、15年1月公開。
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