忌野清志郎さん、スクリーンで再び復活!08年の武道館「完全復活祭」などライブ映像で構成
2014年9月11日 10:00
[映画.com ニュース] 2009年5月2日に他界したミュージシャン・忌野清志郎さんの貴重なライブ映像で構成された映画「忌野清志郎 ロックン・ロール・ショー The FILM #1 入門編」が、2015年2月10日から劇場公開されることがわかった。
清志郎さんは08年2月10日、日本武道館で「忌野清志郎 完全復活祭」を開催し、武道館開館以来史上最高の1万3000人を超える動員を記録。その「完全復活祭」から7年を経た来年2月10日、今度はスクリーンで完全復活を果たす。
「忌野清志郎 ロックン・ロール・ショー The FILM #1 入門編」は、1980年代から08年「完全復活祭」までの、さまざまな年代の清志郎さんのライブ映像で構成。「雨あがりの夜空に」「トランジスタ・ラジオ」「君が僕を知ってる」「JUMP」といった名曲の数々が彩り、バンド「RCサクセション」時代からソロ活動まで、清志郎さんの全軌跡を知ることができる、文字通りの「入門編」とも言える内容になっている。
貴重な映像の中には、写真・映像作家の井出情児が収めた、07年「札幌市民会館最後の日」ライブの「スローバラード」や、05年フジロックフェスティバルでホワイトステージ動員記録を塗りかえたステージでの清志郎さんMCや「Baby何もかも」など、ファンにとっては伝説的な内容も含まれる。そのほか、「完全復活祭」から収録される楽曲には新たな編集が加えられ、「毎日がブランニューデイ」には本人直筆の字幕歌詞がスクリーンに映し出される。
「忌野清志郎 完全復活プロジェクト」と銘打ち、清志郎さんを毎年復活させるべく、今回の「#1(ナンバーワン)」以降も、「#2」「#3」の公開も予定されているという。