正義と悪…タランティーノ絶賛の「オオカミは嘘をつく」予告で価値観が崩壊する
2014年8月20日 13:05

[映画.com ニュース] クエンティン・タランティーノ監督が、第18回釜山国際映画祭で絶賛したイスラエル映画「オオカミは嘘をつく」の予告編、ポスタービジュアルが到着した。
新鋭の監督アハロン・ケシャレス、ナボット・パプシャドが共同でメガホンをとり、暴力と隣り合わせのイスラエル社会にから着想を得て、少女暴行殺人事件をめぐり破滅へと向かう3人の男たちを描き出す。第40回サターン賞で最優秀インターナショナル作品賞に輝いた話題作で、日本ではR18指定で上映される。
イスラエルの森で発生した残酷な少女暴行殺人事件。善良そうな容疑者、復しゅうを誓う被害者の父親、不法捜査もいとわない刑事が対じするなかで、正義と悪の境界が崩れ、物語は予測不可能な展開へと突き進んでいく。予告編は、3人の男たちが狂気に駆られていく様子を緊迫感に満ちた映像で映し出す。
「あなたの価値観が崩壊する」と刻まれたポスターとともに、「容疑者は本当に犯人なのか」「被害者遺族による行き過ぎた復しゅうは許されるのか」「刑事は完全なる正義なのか」と固定観念を揺さぶる疑問を投げかける。
「オオカミは嘘をつく」は、11月22日から東京・ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国で公開。
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