タンゴのルーツはフィンランドだとカウリスマキが主張!音楽ドキュメンタリー「白夜のタンゴ」公開
2014年8月16日 12:10

[映画.com ニュース] タンゴのルーツを求めてアルゼンチンのミュージシャンがフィンランドの地を旅する音楽ドキュメンタリー「白夜のタンゴ」(ビビアン・ブルーメンシェイン監督)の公開が決定し、ポスター画像と予告編がお披露目された。
“タンゴはブエノスアイレスで生まれたもので、アルゼンチン人ほどタンゴに情熱を注いでいる人々は存在しない”。本場アルゼンチンをはじめ、世界中の多くの人々が信じるこの説に、フィンランドの巨匠アキ・カウリスマキが「タンゴの起源には誤解がある。フィンランドが起源だ」と異議を唱える。納得のいかない3人のアルゼンチン人ミュージシャンは、真実を確かめる為にフィンランドを訪れる。タンゴをめぐる旅を通して繰り広げられる、ユーモアと愛にあふれたドキュメンタリーだ。
ポスター画像はタンゴのステップを刻む人々の足元にフォーカスし、下部にはカウリスマキ監督やミュージシャンたちの姿が写されている。予告編では、ドラマチックなタンゴ音楽をバックに、タンゴ発祥はフィンランドだと持論を語るカウリスマキ監督と、ブエノスアイレスからやってきた3人が北欧文化を楽しみながらタンゴの起源をたどる模様が切り取られている。
「白夜のタンゴ」は11月22日からユーロスペースほか全国順次公開。
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