イーストウッド監督、B・クーパー主演「アメリカン・スナイパー」12月全米公開
2014年8月15日 11:45

[映画.com ニュース] 米ワーナー・ブラザースは、クリント・イーストウッド監督、ブラッドリー・クーパー主演でアメリカ最強の狙撃手の実話を映画化する「アメリカン・スナイパー(原題)」の全米公開日を、オスカーシーズン真っただ中の12月25日に設定した。
同作は、米海軍特殊部隊(ネイビー・シールズ)の元隊員クリス・カイルの自伝「ネイビー・シールズ 最強の狙撃手」(原題:American Sniper: The Autobiography of the Most Lethal Sniper in U.S. Military History)を映画化するもの。クーパーがカイル、その妻役をシエナ・ミラーが演じる。
クーパーが自ら原作の映画化権を獲得し、プロデュースも手がけている。なお、12月25日は一部の映画館での限定公開となり、翌年1月16日から拡大公開されることになっている。
カイルは、1999年から2009年の約10年のあいだに255人の敵兵を射殺(うち米海軍が公認したのは160人)。米軍史上最強のスナイパーと謳われたが、 13年2月、米テキサス州の射撃場で、心的外傷後ストレス障害(PTSD)を患う元海軍兵に射殺され38歳で死去した。カイルは、ボランティア活動の一環としてPTSDの元兵士たちの支援を行っていたという。
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