佐々木昭一郎監督20年ぶりの新作「ミンヨン 倍音の法則」公開日決定&予告編到着
2014年8月13日 17:40

[映画.com ニュース]「四季 ユートピアノ」(1980)や「川の流れはバイオリンの音」(81)で知られるテレビ演出家の佐々木昭一郎監督が、20年近くに及ぶ沈黙を破り、初めて映画作品のメガホンをとった「ミンヨン 倍音の法則」の公開が10月11日に決定し、あわせて予告編も公開された。
主人公ミンヨンは、モーツァルトを愛するソウルの大学生。祖母が残した戦時中のある日本人家族の写真に心引かれ、日本を旅するミンヨンは、めぐりあう人たちとの交流を経て、いつしかその日本人家族の苦難の運命を追体験していく。製作に5年の歳月をかけた本作で、佐々木監督が音楽と人のかかわり、そして戦争の記憶をみずみずしいタッチで描き出す。
予告編は、モーツァルトの「ピアノ協奏曲第22番」にのせて、日本へわたってきたミンヨンの姿から始まる。旅の様子や人々との交流が描かれ、そして行く先々での表情から、心の移ろいがクローズアップされる。製作開始当初大学1年生だったミンヨンさんが本名で出演しており、等身大の演技も見どころのひとつだ。
「ミンヨン 倍音の法則」は、10月11日から岩波ホールほか全国で順次公開。
(C)2014 SIGLO/SASAKIFILMS
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