繊細なタッチで家族愛描いたメキシコ映画「マルタのことづけ」予告編
2014年8月6日 16:20

[映画.com ニュース] メキシコの新星女性監督クラウディア・サント=リュスのデビュー作「マルタのことづけ」の予告編が公開された。余命いくばくもない母親とその家族に寄り添う主人公の心情を、アニエス・バルダらの作品に携わってきた名カメラマン、アニエス・ゴダールが繊細なカメラワークですくい取っている。
監督の実体験を基にした本作は、友人も恋人もいないクラウディアが、不治の病を患いながら4人の子を育てるシングルマザーのマルタと出会い、その家族と生活しながら、クラウディア自身も成長していく様を繊細なタッチで軽やかに描く。パトリス・ルコントが審査員長をつとめたヒホン国際映画祭で審査員特別賞を受賞、またメキシコ・アカデミー賞(アリエル賞)では、作品賞と監督賞をはじめ7部門にノミネートされた。
本作を一足早く鑑賞した女優・南果歩は「ふとした出会いが彷徨う命を輝かせ、孤独な心に明かりを灯す。人が出会い寄り添う、それが人生なのだ。マルタの言葉は心に深く残り、その愛は色褪せることはない。この作品は、私の心にずっと寄り添う映画になるだろう」とコメントを寄せている。
「マルタのことづけ」は10月、シネスイッチ銀座ほか全国で公開。
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