TBS、TV初のクラウドファンディング企画が実現、放送
2014年7月21日 19:30
[映画.com ニュース] TBSは、テレビ初となるクラウドファンディングで企画した「本の講義」演劇プロジェクトが実現、放送することになった。
難解な本をわかりやすい脚本にし、俳優が大学の講師に扮して、実際に講義を演じるというもので、書籍の面白さを世に広め、さらには出版業界を盛り上げることを狙いとしたプロジェクト。作家のエージェントであるアップルシード・エージェンシーと俳優の八嶋智人を中心に進められ、「本の講義」イベントを開催するため、6月2日~7月1日の期間、インターネットを通して不特定多数の人から資金を募るクラウドファンディングに挑戦した。
支援総額は203万9000円におよび、予定資金を突破したことから、8月10日に専修大学神田キャンパスで行われることになった。TBSはその模様を放送する。
放送は8月24日深夜25時45分から「本の講義~統計学が最強の学問である~」(仮)として放送。今回、講義の題材に選んだ本(テーマ)は、35万部のベストセラー「統計学が最強の学問である」(西内啓・著/ダイヤモンド社・刊)。
八嶋が大学教授・図書頭学(ずしょのかみまなぶ)に扮し、台本にそって分かりやすく講義するという、読書と演劇を融合させた今までにないエンタテインメント。クラウドファンディング・プラットフォームサイトCAMPFIRE上で募集した134人の参加者以外にも、チケットを購入すれば講義イベントに参加することが出来る。チケットは5000円。ローソンチケットで7月16日発売開始。(文化通信)
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