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リチャード・リンクレイター監督、殺人犯バーニーとの同居生活と早期釈放について語る

2014年7月18日 22:20

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リチャード・リンクレイター監督
リチャード・リンクレイター監督
写真提供:アマナイメージズ

[映画.com ニュース] リチャード・リンクレイター監督が、自作「バーニー みんなが愛した殺人者」(2011)のモデルとなった、米テキサス州に実在する殺人犯バーニー・ティーディの早期釈放に一役買い、自宅敷地内のアパートを提供した経緯と現状について米バラエティに語った。

ジャック・ブラックがティーディ役を演じた映画で描かれた通り、同殺人事件は、1999年にテキサス州の田舎町カーセージで発生。町の人気者だった39歳の葬儀屋バーニー・ティーディが、親しくしていた金持ちの偏屈な老婦人マージョリー・ヌージェント(シャーリー・マクレーン)を殺害したと自首し、9カ月にわたって彼女の遺体を冷凍庫に隠していたことが発覚したもの。ティーディは、マージョリーを愛していたが、精神的な虐待に耐えられなくなったために殺害にいたったと告白した。

現在55歳のティーディには終身刑が言い渡されていたが、映画の公開とともにあらためて事件が注目を集め、再調査が行われたところ、ティーディは10代の頃に性的虐待を受けていたことが判明し、検察側はそれを根拠に減刑に応じた。早期釈放の条件のひとつが、リンクレイター監督のオースティンの自宅ガレージ上の部屋に居住して同市内から離れないということだった。

リンクレイター監督は、「殺人犯と同居ということばかりがセンセーショナルに報じられたが、まず、オースティンではガレージアパートという形態が普及しているので、一つ屋根の下に暮らすわけではないし、バーニーが社会復帰できるまで部屋を貸すことぐらいどうってことはない」と話す。

また、ティーディの釈放は、自分と他の支援者たちの約2年間の活動の成果であることを強調した。特に、映画ではマシュー・マコノヒーが演じた地方検事ダニー・バック・デビッドソンが減刑に応じたことは、全米で最も多くの死刑が執行されるテキサス州という土地柄を考えると、とりわけ勇気ある行為だと称賛している。

5月に釈放されたティーディだが、現在のところ担当弁護士の事務所のパラリーガルとして働きながら、カウンセリングに通っている。近所の人たちからプレゼントされた自転車に乗ったり、地味だが普通の生活を送っているという。ちなみに、「バーニー みんなが愛した殺人者」はまだ見ていないそうだ。

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