米映画館チェーン、リクライニングシートに変更し動員増加
2014年7月10日 07:10

[映画.com ニュース] 米映画館チェーンのAMCが、アメリカに約5000館ある上映館の3分の1の座席をリクライニングシートに変えたところ、動員が増加したとバラエティが報じた。
2012年、中国の複合企業ワンダ・グループはアメリカで業界2位のシェアを誇るAMCエンタテインメントグループを買収。その後、AMCは総額6億ドルの改修工事を行っており、1館あたり35万ドルから50万ドルをかけて改修を行っている。
新たに設置されたシートはこれまでよりも幅が広いばかりか、フルリクライニングが可能のため、キャパシティは減っているが、ボックスオフィス上では動員数は8割、収益が6割アップすることになったという。居心地の良い映画館は動員増加にプラスであることを証明する形となった。
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