東国原英夫、東京都議会セクハラやじを厳しく批判「低俗で品格に欠ける」
2014年6月25日 17:26

[映画.com ニュース] タレントの東国原英夫が6月25日、都内で行われた映画「パークランド ケネディ暗殺、真実の4日間」の公開記念トークイベントに出席した。
1963年に起こったアメリカ合衆国第35代大統領ジョン・F・ケネディ暗殺事件をめぐり、当時の様子を偶然フィルムに収めていたカメラ愛好家、大統領が搬送された病院の担当医、シークレットサービス、FBI捜査官、容疑者とされたリー・H・オズワルドの家族ら、事件によって人生が狂わされた人々の緊迫の4日間を描く。
東は、ケネディ大統領の長女キャロライン・ケネディ駐日大使と同い年だそうで、「あの時に見た暗殺の映像は鮮烈に覚えている。小さい頃はケネディを世界の英雄だと思っていたけれど、大人になって政治・経済を勉強すると、賛否両論あったんだと分かった。新しい視点で描いていると思う」と語った。
50年の月日を経て明かされる衝撃の事実にちなみ、東国原は「1番目の奥さんは実はたけし師匠のおっかけだった」という知られざる真実を暴露し、「師匠には『おれのファンに手つけやがって』と言われた」と苦笑い。さらに、「新婚後まもなく、世に言う“フライデー襲撃事件”で師匠に呼び出され、『ちょっと行ってくるね』と言って家を出たまま逮捕され、4~5カ月帰らなかった。家に帰ったら荷物が何もなかった」。その後、活動を自粛していた時期に書いた推理小説「ビートたけし殺人事件」がベストセラーとなり、「見たことのないような印税が入ってきたので、今度は飲み屋さんで遊んだりして家に帰らなかった(笑)。若気の至りですわ」と反省していた。
東は現職の国会議員ではないが、連日メディアをにぎわす東京都議会のセクハラやじ問題について触れ、「やじは“議会の華”なんて言われるけど、肝心な話が聞こえないので要らないと思う」と意見。特に「産めないのか?」「不倫してるんじゃないのか?」といった性差別的発言を厳しく批判し、「(発言者は)堂々と名乗り出るのが筋。議会のやじが低俗で品格に欠けるということが世間の人々に通じただけよかったのかも」と呆れていた。
「パークランド ケネディ暗殺、真実の4日間」は6月28日から公開。
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