「春を背負って」富山凱旋プレミア レッドカーペットに県民2513人が集合!
2014年6月10日 10:00

[映画.com ニュース] 日本を代表する名キャメラマン・木村大作がメガホンをとった「春を背負って」公開を前に、映画の舞台となった富山県を主演の松山ケンイチと蒼井優、豊川悦司、木村監督が6月7~8日にかけて凱旋訪問した。富山県庁で行われたレッドカーペットイベントには2513人もの県民が押し寄せた。
立山連峰などで大規模なロケが敢行された本作、監督とキャスト陣は約7カ月間にわたる撮影で宿としても使用していた室堂の山小屋を再訪問した。撮影期間中、大汝までの山道を13往復したという木村監督は「長く歩く事で強くなっていくのをこの年齢になっても実感したね。本当の場所に行かなきゃいけないんだっていうことだよ。今作の撮影で笑顔が絶えない現場を体現できたというのは素晴らしい経験です」と感無量の様子で語る。松山は「お世話になった人たちに会えて、あの時の気持ちがよみがえりました。(実際に撮影で登った大汝山を)見るとまた登りたくなる。(木村組には)天気の神様も映画の神様もついているなと思いました。実際に登って、本物の場所で撮影をする事は今回、絶対に必要だったと思うし、そのおかげですこくいい表現ができたと思います」と撮影を振り返った。
1935年に建てられた富山県庁で初となるレッドカーペットイベントでは、イベント開始前に駆けつけた観客全員に木村監督自らが名刺を配り一人一人と挨拶を交わす一幕も見られた。蒼井は「私たちにとっても大汝、立山は特別な場所になったので、その場所を提供していただけた、本当にみなさんの力がなければ私たちは何もできなかったので、私たちを快く受け入れて下さった、色んな事を教えて下さったみなさまに感謝しています」と富山への思い入れを語る。豊川は「こんなにたくさんの方に集まっていただいて、胸が熱くなります。こういう風に集まって下さるっていうのは、僕ら映画を製作したものにとってはものすごく励みになります。僕、豊川悦司っていうんですが、明日から“富山”悦司にします」とリップサービスし、集まった観客へ喜びを伝えた。
映画は笹本稜平氏の同名小説をもとに、標高3000メートルの立山連峰、大汝山にある小屋を舞台に、山小屋を営む家族とそこに集う様々な想いを背負う人々との温かな交流を描き出す人間ドラマ。6月14日から全国で公開。
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