ローランド・エメリッヒ監督の「スターゲイト」リブート企画が前進
2014年6月2日 13:50
[映画.com ニュース] ディザスター映画の巨匠ローランド・エメリッヒ監督が自身の作品「スターゲイト」(1994)を新たに3部作としてリブートする企画が、米MGMとワーナー・ブラザースによって進められることが決定した。
オリジナル版は、エジプトの古代遺跡で発見された巨大な環=星間移動ゲイトをくぐり抜け、宇宙へと旅立った人々の冒険を描いたSFアクション。カート・ラッセルが米軍大佐役、ジェームズ・スペイダーが考古学者役で主演した。現時点では、新3部作のストーリーやキャラクターについて明かされていないが、スピンオフとして展開されたテレビシリーズ3作品「スターゲイト SG-1」「スターゲイト アトランティス」「スターゲイト ユニバース」とは関連しないとみられている。
約1年前、エメリッヒ監督は同作の映像権を所有するMGMとリブートの実現に向け話し合いを進めていることを明かしていた。新3部作ではエメリッヒ監督が再びメガホンをとり、オリジナル版でエメリッヒ監督と共同で脚本を執筆したディーン・デブリンがプロデュースを務める。MGMが一部の海外地域、ワーナー・ブラザースがそれを除く全世界での配給を担当する。
エメリッヒ監督は現在、ゲイ権利活動を題材にした「ストーンウォール(Stonewall)」のプリプロダクション中で、大ヒット作「インデペンデンス・デイ」の続編「ID Forever(原題)」2部作を連続して製作する準備も進めている。