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芦田愛菜ちゃん、新しい顔満載の「円卓」で関西弁連発「うっさい、ボケ!」

2014年6月1日 20:30

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舞台挨拶に立った芦田愛菜ちゃんと 共演の青山美郷と行定勲監督
舞台挨拶に立った芦田愛菜ちゃんと 共演の青山美郷と行定勲監督

[映画.com ニュース] 人気子役の芦田愛菜ちゃんが6月1日、初の映画単独主演を務めた「円卓 こっこ、ひと夏のイマジン」の試写会で、共演の青山美郷行定勲監督とともに舞台挨拶に立った。

人気作家・西加奈子氏の小説を映画化。大阪の団地で暮らす好奇心おう盛な小学3年生・こっこ(愛菜ちゃん)が、にぎやかな家族やクラスメイトたちに囲まれ成長していくひと夏を、笑いや涙を交えて描き出す。

兵庫出身の愛菜ちゃんは、「大阪弁のお芝居はテンポが良くて楽しかった!」と久々の関西弁を満喫。“普通”が大嫌いなこっこを演じ、「こっこは孤独を愛しているけど、私はみんなが集まっている輪の中に『私も入れてー』って入っていく方なのでそこは似ていないかも。男子たちに『こらー、何してんねん!』って向かっていくところは似ていると思う」と快活な一面を明かした。また、家族が円卓を囲んで食事をするシーンでは「皆さんアドリブがすごくて、セリフじゃないセリフがどんどん出てくる。みんな何を言うのかなって考えるのは、ドキドキしたけど楽しかった」。行定監督は、「愛菜ちゃんにはこっこを知りたいという探究心があった。他ではあんまり見ない顔をしているし、色々な顔を見せてくれた」と満足げだった。

こっこの3つ子の姉を1人で演じ分けた青山は、「1人1人の歴史を役作りノートに書いていた。中盤から分からなくなってきちゃったけど、監督にアドバイスをいただいたり、愛菜ちゃんが『こんな時3つ子なら何て言うかな?』と言っていたことなども勝手に参考にさせてもらった」と初出演映画ながら見事に難役をこなした。

最後に愛菜ちゃんは、「こっこちゃんは自分の気持ちを正直に言ってしまうだけで困った子じゃない。私も大好きな映画になったので、皆さんも好きになってもらえたらうれしい」と語り、こっこの決めゼリフ「うっさい、ボケ!」と元気に叫んだ。

円卓 こっこ、ひと夏のイマジン」は6月21日より公開。

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