内藤剛志、還暦カウントダウンも“娘”の祝福と“母”のゲキに一念発起
2014年5月31日 15:35

[映画.com ニュース] 戦国時代に最強とうたわれた村上水軍の血を引く子どもたちの冒険を描いた「瀬戸内海賊物語」が5月30日、全国で封切られた。今月24日にロケ地の香川をはじめ四国3県の9スクリーンで先行公開。この日、全国30スクリーンに拡大され、主演の柴田杏花は、東京・新宿ピカデリーでの舞台挨拶で「主演は初めてで、すごく緊張して不安もあったけれど、監督、スタッフさん、共演者の方々に支えられ伸び伸びと演じることができました。見ていただけて感謝しています」と笑顔をはじけさせた。
撮影は約2年前で、柴田や葵わかなは大人びた雰囲気に。柴田の父親役の内藤剛志も“娘”の成長に目を細め、「初日のお客さんは特別。映画は種だと思うので、それぞれが心の中で育てて、それぞれの花を咲かせてほしい」とアピールした。
その内藤は今月27日に、大森研一監督は同23日にそれぞれ59歳、39歳の誕生日を迎えたばかり。「誕生日は悲惨な思い出しかない。今年も仕事だったし、今日も家族のパーティがあるのに主役の僕が仕事でいない。来年は還暦、もう定年退職ですよ」とぐちったが、柴田、葵、そして母親役の中村玉緒から村上水軍の船をイメージしたバースデーケーキが贈られると一気に晴れやかな表情を見せた。
内藤は、初めて大役を射止めたという1982年のNHKドラマ「太陽の子」でも玉緒と母子役を演じたことを振り返り、「お母さん、こんなに大きくなりました。60歳は子どもに返るとも言われていますし、初心に戻って頑張ります」と喜色満面。だが、玉緒から「この2人(柴田、葵)に、あんた誰? って言われるようになったらあかんでえ」とゲキを飛ばされ恐縮していた。
さらに内藤と大森監督には、葵がイラストを描いたお手製のメッセージボードもプレゼントされ、内藤は柴田にケーキを「あーん」してもらうご褒美も。内藤は、「50代最後の誕生日は1回しかない。この誕生日は一生忘れない。ありがとう」と感激の面持ち。大森監督も「記念の誕生日で、内藤さんと一緒に祝っていただけで光栄です」と喜びをかみしめていた。
「瀬戸内海賊物語」は、村上水軍の大将・村上武吉の子孫の楓(柴田)が自宅の蔵で見つけた横笛が、村上水軍の埋蔵金を示すヒントであることが分かり、同級生の愛子(葵)らと瀬戸内の海に宝探しに挑む姿を描く。
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