別所哲也&LiLiCo共闘誓い「ショートショート」をもっと幅広い層に!
2014年5月29日 09:30

[映画.com ニュース] アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア2014」が5月29日、東京・渋谷ヒカリエホールAで行われるオープニングセレモニーを皮切りに開幕する。同映画祭を主宰する俳優の別所哲也、フェスティバルアンバサダーを務める映画コメンテーターのLiLiCoがこのほど、東京・恵比寿の映画.com編集部を訪れ、見どころを語った。
今年で16回目を迎える同映画祭は、グランプリ作品が米アカデミー賞短編部門のノミネート選考対象作品となるオフィシャルコンペティション部門をはじめ、音楽、環境、CGアニメーションなど6部門とその他の特別プログラムで構成。本年度は、世界中から4000本以上の応募作が集まった。今回は無料上映を敢行するが、公式サイトからのネット予約も可能だという。
別所は、昨年まで司会などで関わり今年からアンバサダーを務めるLiLiCoを「勝手知ったる仲間」と言い切る。さらに、「若い映像作家を応援していくショートショートで、司会をしてくれるだけでも嬉しい限りなのですが、今回は恐る恐るオファーしてみました」と振り返る。一方のLiLiCoは、「やっと来たかという感じ。プライベートでも行っていたイベントだから、女性や若い方々に向けて分かりやすく紹介できるよう努めたい。ブランチ世代にも興味を持ってもらって、動員数も増やさないと!」と同調し、共闘を誓った。
オープニング当日に俳優の斎藤工とトークショーを行うLiLiCoは、サプライズで歌も歌うといい「映画にまつわる楽曲とだけ言っておきます。日本では初のことが起こりますよ」とニヤリ。別所は、映画祭を“シネマトラベル”と位置づけ「各国の作品を鑑賞することで、いっぱい旅をしてほしい」と目を輝かす。そして、「先祖がえりじゃないですが、映画の原点って何だろう? と考えることがあるんです。これからは長編、短編というカテゴリーは、限りなく消えていくんじゃないかと思うんですよね」と語った。
今映画祭オフィシャルコンペティションのジャパン部門には、社会現象となったNHK連続テレビ小説「あまちゃん」で大ブレイクした能年玲奈と有村架純がそれぞれ主演する、「動物の狩り方」(森英人監督)、「平穏な日々、奇蹟の陽」がノミネートされている。また、第67回カンヌ映画祭シネフォンダション部門で上映された桃井かおり主演作「オー・ルーシー!」、第86回アカデミー賞短編実写部門を制したデンマーク映画「ヘリウム」なども上映される。
ショートショート フィルムフェスティバル&アジア2014は、6月15日まで。東京会場は5月30日~6月1日が表参道ヒルズ スペースオー、6月3~8日がラフォーレミュージアム原宿、横浜会場のブリリアショートショートシアターでは5月30日から6月15日まで開催される。
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