斎藤工初監督の短編「半分ノ世界」は「人の本質的なつながり描いた」と自信
2014年5月29日 23:20

[映画.com ニュース] 俳優・斎藤工が初監督に挑戦した短編映画「半分ノ世界」が5月29日、東京・渋谷ヒカリエホールで開催された「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア(SSFF&ASIA)2014」のオープニングセレモニーでお披露目された。
同映画祭とソフトバンクのスマートフォン向けアプリ「UULA」が共同で、浜崎あゆみ、「Every Little Thing」ら人気アーティストの楽曲をモチーフに短編映画を製作するプロジェクトの一環で、斎藤は大ファンという大橋トリオの「HONEY」を選択。全日制高校に通う女子高生と定時制高校に通う青年の、同じ机の上の落書きを通した心の交流をつむぎ出した。
上映前のトークショーで初めて大橋と対面した斎藤は、「好きすぎてフォーカスが合わない。大橋さんは存在自体が映画的な世界観があるという一方的な思いがずっとあった」とぞっこんの様子。「PVもいじりようがないくらい完成度の高い作品だった」と絶賛する「HONEY」にあえて挑んだ理由については、「ただの男女の恋愛ではない、本質的なつながりというか、心のひだの部分でつながっている人と人を描きたいと思うと、いろんな展開が可能になってきた」と明かした。
製作中は同曲を100回以上は聴いたそうで、「人生で一番聴いた曲になったし、スタッフ一同に指針を示してくれて皆がこの楽曲に救われた」と最敬礼。大橋は、「そこまでとは知らず恐縮です。男子から女子への不器用なメッセージの歌だけれど、率直に取ってくれて、若いのにすごいなと思った。すごく面白かったですよ」と絶賛していた。
主演に抜てきされた田辺桃子は、「セリフが少なくて、表情で気持ちを表すことが多い作品でした。どう伝えたらいいんだろうと思っていたら、監督が実際に演技をやってくださってすごく勉強になった」と笑顔。斎藤も「難しい要求をたくさんしたけれど、曲をかけた時の彼女の雰囲気は見どころでもあるし、大橋さんの世界観を反射している表情を見せています」と自信たっぷりに話していた。
同プロジェクトはほかに浜崎の「LOVE~Destiny~」にインスパイアされた「君を想う」、ELTの「Time goes by」をモチーフにした「FAKE」など計6本が発表され、倉科カナ、駿河太郎、広瀬アリスら各作品の出演者がオープニングセレモニーに出席。また、「地球を救え!」部門の審査員を務めたプロフィギュアスケーターの安藤美姫、芸人で監督の品川祐らも登壇した。
SSFF&ASIA2014は5月30日~6月15日、横浜のブリリアショートショートシアター、東京・ラフォーレミュージアム原宿などで開催される。
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