ボリウッドの大スター・シュリデビが来日!安倍昭恵夫人も15年ぶりの銀幕復帰を祝福
2014年5月29日 18:50

[映画.com ニュース] インドの国民的人気女優シュリデビが5月29日、15年ぶりの銀幕復帰作「マダム・イン・ニューヨーク」のプロモーションのため来日し、東京・九段下のインド大使館で会見。シュリデビは、「さまざまな女性が自身を重ね合わせることのできる、世代を超えて全ての女性が共感できる映画。この映画をやってよかったと思う」と挨拶した。
シュリデビ演じる家族のため献身的に生きてきた専業主婦のシャシが、英語が話せないというコンプレックスを克服し、自分の価値を見出していく姿を描いたドラマ。異例のインドスター来日に、内閣総理大臣・安倍晋三夫人の安倍昭恵氏が花束贈呈に駆けつけ、「インドは大切な友好国。私の夫も女性が輝く世界を目指して頑張っているところ。まだまだ政治家や管理職に女性の数は少ない。私も総理大臣夫人という枠にはめられることなく、女性のために頑張っていきたい」と抱負を語った。
結婚後は女優業を休業していたシュリデビだが、「私の日常もシャシのように子どもや夫の世話が中心。まさしく私に向けて書かれたような脚本で、たちまち恋に落ちた」と出演を即決。新鋭女性監督ガウリ・シンデーとの初仕事も、「映画を撮る上で性別は関係ないけれど、女性はコミュニケーション能力に長けていて、相手への理解力も深いと思う。ガウリ監督はビジョンもはっきりしているし、女性監督をもっと奨励していくべき」と見解を述べた。
また、50歳とは思えない美しさについても「内面は顔に出るものなので、幸せでいること、ポジティブでいることが大切。また適度な運動、揚げ物を控えたくさんの水を飲み、節度ある生活を送ること」と美の秘訣を語った。
会見後は、タレントのアグネス・チャンをゲストに迎え、女性をテーマにしたトークイベントを開催。本作に深く感銘を受けたというチャンは、「伝統も大事だけど、今の社会では新しい女性の生き方もとても大切。主人公が新しい自分を見つけたように、日本の女性も自分の中に輝くものを見つけてほしい」と語りかけた。
「マダム・イン・ニューヨーク」は6月28日、シネスイッチ銀座ほか全国で順次公開。
(C)Eros International Ltd
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