大沢樹生、初監督作「鷲と鷹」初日に感慨 諸星和己との“不仲説”も一蹴
2014年5月24日 15:50

[映画.com ニュース] 元「光GENJI」の大沢樹生と諸星和己が20年ぶりに共演した「鷲と鷹」が5月24日、東京・新宿ミラノ2などで封切られた。「大澤樹生」名義で監督にも初挑戦した大沢は、裏地に鷹と鷲の刺しゅうを施したオーダーメイドのスーツを新調し「出演だけでの舞台挨拶は何度も経験があるけれど、監督としての立場もあるとネガティブなことばかり考えて、今日は朝4時からずっと起きている」と心境を語った。
一方の諸星は、「1月に完成会見があって、いつ始まるんだろう、もしかしたらやらないんじゃないかと思っていたのでホッとしています。4カ月、何をやっていたんだろう?」とあくまでマイペースでリラックスムード。これには、同席した小沢仁志が「グチばっか言うなよ。これはおまえらの壮大な仲直りだろう」とたしなめるひと幕もあった。
それでも、27年ぶりの映画出演でローラースケートを履いて滑るシーンもあった諸星は「違う雰囲気の現場で楽しかった。特に小沢さんはリハーサルと本番で違うことをやるので楽しかった。次は小沢さんがローラースケートで」とジョーク交じりに応戦。大沢自身もローラースケートを久しぶりに履いたが、「ファンへのプレゼントと思って、私の方で脚本に入れてもらった。でも、足元が覚束なかったですね。あれはリアル。人並みに滑れますけれど、歌ったり踊ったりは不可能」と苦笑いで振り返った。
2人の不仲説はこれまで幾度となく取りざたされ、小沢が「俺が間に入らなきゃいけなくて、面倒くさかった」とチクリ。大沢は「いいわけでもないけれど、普通ですよ」とやんわり否定し、諸星も「飯食いに行ったりはするよ」と説明した。
また、覚せい剤取締法違反(所持)の疑いで逮捕されたASKA容疑者が、光GENJIの「ガラスの十代」などを提供したことにふれられると、大沢は「光GENJIはCHAGE&ASKAさんの楽曲提供あってのもの。残念としか言えない」と話した。
それでも、初監督作については「産みの苦しみはあったが、誰もが楽しめるエンタテインメントに仕上げたつもり。作り手としては、大きなスクリーンで見ていただきたい」と自信のPR。同作の続編などで監督へのオファーもきているそうで、「まずは第1作を成功させることですが、チャンスがあれば積極的に受けていきたい」と意欲を見せていた。
「鷲と鷹」は、幼なじみの2人が刑事とやくざになって20年ぶりに再会し、麻薬絡みの抗争に巻き込まれ対決を余儀なくされていくサスペンス・アクション。
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