中山美穂「プラトニック」でNHK連ドラ初主演 “恩師”野島伸司氏も太鼓判
2014年5月16日 16:35

[映画.com ニュース]女優・中山美穂のNHKの連続ドラマ初主演となるBSプレミアム「プラトニック」(5月25日スタート、毎週日曜午後10時)の第1話完成試写会が5月16日、東京・渋谷区の同局で行われた。中山は、相手役の堂本剛、こちらもNHKは初執筆となる野島伸司氏らと会見。「久しぶりの連続ドラマで、前にやっていた感覚がなかなか戻ってこなかったけれど、映像としてどうなっていくか楽しみです」と笑顔で語った。
先天性の心臓疾患を抱える娘を持つシングルマザーという設定だが、「いつもそうですが、役を自分自身に重ねたり比べたりはしません」ときっぱり。続けて「深刻な内容で役としても難しいと思いながら、あえて答えを出さずに演じられればいいかなと思っています」と主張した。
その娘に心臓を提供すると申し出る「青年」役の堂本は、1994年のTBS「人間・失格 たとえばぼくが死んだら」以来となる野島脚本への出演。「お話を頂いた時は、すごく興奮した。分からないことだらけだけれど、脚本の行間にもきっと何かあると悩みながら、自分らしく生と死、愛、恋というものを突き詰めていきたい」と抱負を述べた。
野島氏は、90年のフジテレビ「すてきな片想い」の時から中山の才能にぞっこんだったそうで、「日本では僕の中ではナンバー1。テクニカルな部分では他にシャープな人もいるが、情感の芝居をさせれば最強の人」と絶賛。堂本についても「(人間・失格の)オーディションの時から堂々としていて、突き抜けてレベルが違った」と称え、「脱稿はしたけれど達成感はなく、うまくいったかどうか分からない。ドラマを総合芸術と考え、届かなかった部分を2人に埋めてもらいたい」と託した。
これを受け、中山は「埋めてみせます」と頼もしい発言。「AB型はアテにならない」とからかわれた堂本も、「負けず嫌いが出てくるので、AB型の信用を勝ち取ります」と腕をぶしていた。
「プラトニック」は、心臓疾患の娘のために女を捨て母親として生きることを決めたシングルマザーの前に、心臓を譲りたいと名乗り出る青年が現れたことによって、周囲に波紋を投げかけながら、互いの思いを募らせていく社会派のラブストーリーだ。
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