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子宮けいがん克服の原千晶が「いのちのコール」トークショーで検診の大切さを力説

2014年5月12日 08:15

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自身の闘病経験を語った原千晶と蛯原やすゆき監督
自身の闘病経験を語った原千晶と蛯原やすゆき監督

[映画.com ニュース]2度の子宮けいがんを克服したタレントの原千晶が5月11日、映画「命のコール ミセスインガを知っていますか」の母の日特別試写会が行われた東京・目白大学で約300人の学生に向けて検診の大切さを呼びかけた。

原は30歳の時の2005年に子宮けいがんと診断され、子宮の一部を切除。だが、5年後の10年に子宮けいがんと子宮体がんを併発。リンパにも転移していたため子宮の全摘出と抗がん剤治療を余儀なくされた。

映画は、子宮けいがんを発症し余命を告げられながら検診の大切さと生きることの素晴らしさを伝えようと闘い続けた故渡邉眞弓さんが、娘に残した手記を基に製作。原は、「がんを扱った映画は数多くあるが、子宮けいがんはハードルが高いと思っていた。私も全然意識、知識がなく、ある日突然言われ人生が180度変わった。勉強になることも含め、一生懸命生きている1人の女性として、皆さんにも深くとらえてほしいと思って見ていました」と感想を述べた。

子宮がんは性交渉が原因で、20~30代が最も発症率が高いとあって、原は「私も1回目の時に付き合っていた人が全く理解がなく、そのあと恋愛やセックスが怖くなった」と自らの体験を披歴。その後、2回目の発症、闘病を支えた男性と結婚したが、「人を好きになる気持ちは皆が持っているので、すべての人にかかわりがあること。そして女性なら誰もが子どもを産み育てたいと思うのが普通。私は子どもを産むことができないので、彼の人生も180度変えてしまったけれど、1人で乗り越えられるものではなく、パートナーの理解、サポートが必要」と持論を展開した。

メガホンをとった蛯原やすゆき監督も、「子宮けいがんの方たちを取材して、男性がサポートしなくちゃいけないと思った。僕と渡邉さんの思いは、特に若い人に興味を持ってほしいということ。見て終わりじゃなく、何かひとつアクションを起こしてほしい」と力説。さらに原が、「子宮は肉眼で見ることのできる臓器で、唯一予防のできるがん。女の子に傷ついてほしくないし、女性は愛されてほしい。自分の体は自分で守ることを心掛ければ、それが周りを幸せにすることにつながります」と切々と訴えていた。

いのちのコール ミセスインガを知っていますか」は安田美沙子室井滋らの出演で、6月7日から東京・シネスイッチ銀座ほかで全国順次公開。

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