中井貴一と阿部寛が静かに対じする「柘榴坂の仇討」ティザーポスター完成
2014年4月20日 12:05

[映画.com ニュース] 中井貴一主演で浅田次郎氏の小説を映画化する「柘榴坂(ざくろざか)の仇討(あだうち)」の公開日が9月20日に決まり、ティザーポスタービジュアルが完成した。
原作は、浅田氏が2004年に発表した短編集「五郎治殿御始末」に収められている一編。幕末の安政7年、主君・井伊直弼を桜田門外で討たれ、仇討ちを命じられた彦根藩士の志村金吾が、時が明治へと移り変わり、政府によって仇討ちが禁じられてもなお、武士として、人としての覚悟をもって井伊を殺害した刺客を追い続けていく姿を描く。やがて金吾は、井伊を討った水戸藩浪士で、車引きの直吉と名を変えて生きていた佐橋十兵衛を見つける。
完成したビジュアルは、主人公・金吾役の中井と、車引きの衣装に身を包んだ、仇役である十兵衛を演じる阿部寛が対じしている。添えられたコピーには「二つの魂が交錯する」とあり、それぞれ覚悟をたたえた表情の2人の、避けられない運命の交錯を暗示。緊迫感あふれながらも、どこか切なさを感じさせる一枚に仕上がっている。
中井、阿部のほか、金吾の妻セツに広末涼子、井伊役に「鬼平犯科帳」(1995)以来19年ぶりの映画出演となる人間国宝・中村吉右衛門が扮し、そのほかにも高島政宏、吉田栄作、藤竜也ら実力派キャストも共演。「ホワイトアウト」「沈まぬ太陽」を手がけた若松節朗監督がメガホンをとった。ティザーポスターは4月19日から、全国の劇場に掲出される。
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