“いま最も注目すべき日本の女性監督”坂本あゆみのデビュー作が劇場公開決定
2014年4月8日 22:47

[映画.com ニュース] 「いま最も注目すべき日本の女性監督のひとり」として海外メディアから注目されている坂本あゆみの監督デビュー作「FORMA」が、8月16日から劇場公開されることが決定した。今年の第64回ベルリン国際映画祭フォーラム部門で国際批評家連盟(FIPRESCI)賞を受賞した注目作が、満を持して上映される。
本作はベルリンでの受賞に続き、4月5日に閉幕した第38回香港国際映画祭ではヤング・コンペティション部門のスペシャル・メンション賞に選ばれた。同映画祭は、中国語圏で最も規模が大きく、歴史ある映画祭として知られおり、現地を訪れた坂本監督、主演の梅野渚、谷中史幸プロデューサーらは本作の上映会に出席し、閉会式では受賞の喜びを分かち合った。
初の長編監督作で世界にアピールした坂本監督は、塚本晋也監督の現場でスタッフとして経験を積み、その後は照明技師として技術を磨きながら、ミュージックビデオのほか、ライブやインスタレーションの映像の演出を手がけてきた。イランのアッバス・キアロスタミ監督ら多くの個性派監督を敬愛しているといい、本作は6年の歳月をかけて完成にこぎつけた。
かつて同級生だった綾子と由香里というふたりの女性に潜む憎しみと、憎しみの連鎖による悲劇を描くことで、人間の本質や心の闇に迫ったヒューマンサスペンス。世界初上映となった昨年の第26回東京国際映画祭では、主演を務めた松岡恵望子と梅野の好演も高く評価され、日本映画スプラッシュ部門の作品賞に輝いた。
「FORMA」は、8月16日から東京・渋谷のユーロスペースほかで公開される。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

ガンニバル
【衝撃の問題作】なぜ世界は「ガンニバル」にハマるのか? “絶対的支持”の理由を徹底解説!
提供:ディズニー

BETTER MAN ベター・マン
【観ないとぜっったい後悔する】「グレショ」監督最新作!ラスト5分の破壊力に、感動を超えて放心状態
提供:東和ピクチャーズ

劇場版モノノ怪 第二章 火鼠
同僚にあまりにオススメされるので、ミリしらで観たら不覚にも秒で沼にハマって大変なことになった話
提供:ツインエンジン

すごすぎて言葉にならない映画
【人類史上最悪の“ブラック仕事”爆誕】よく考えずに転職したら…死んで生き返る“無限労働”だった
提供:ワーナー・ブラザース映画

日本の映画館は高すぎる!?
【そんなあなたに…衝撃の価格破壊!】2000円→750円になる裏ワザあります
提供:KDDI

35年目のラブレター
【感動実話に“とんでもない絶賛”の嵐】噂を聞きつけ実際に観てきたら…忖度なし正直レビュー!
提供:東映

感想投稿で豪華賞品が当たる!
「ガンニバル」シーズン1をちょっとでも観たことある人、今すぐ参加して!(提供:ディズニー)