「パトレイバー」と警察庁がタッグ 警察官募集ポスターに98式イングラム
2014年3月25日 12:29
［映画.com ニュース］ 1988年の作品誕生以降、OVAやコミック、劇場版などのメディアミックス展開で多くのファンを獲得した「機動警察パトレイバー」を初めて実写化する「THE NEXT GENERATION パトレイバー」の主役レイバー「98式イングラム」が、警察庁の警察官募集ポスターに採用されたことがわかった。
「THE NEXT GENERATION パトレイバー」は、汎用人間型作業機械「レイバー」が普及した日本を舞台に、警察のレイバー＝パトレイバーを有する警視庁警備部特車二課の活躍を描く作品。ドラマシリーズが全7章にわけて4月から順次劇場上映され、15年ゴールデンウィークには長編劇場映画が公開となる。
そんな同作が、警察庁とタッグを組んで警察官採用ポスターを制作。撮影のため8メートルの実物大も作られたことで話題の主役レイバー「98式イングラム」が電磁警棒を構えた雄姿を正面からとらえ、「この現実＜リアル＞に参加せよ。」と見る者に呼びかけている。
また、作中では警視庁特科車両二課に所属するため、本来は「警視庁」としるされている左腕のシールド部分には、それぞれの都道府県警察の名前を入れ、警察庁を含めた全47バージョンのポスターを制作。ポスター下部の文言も、東京都であれば「警視庁警察官採用計画始動」、千葉県であれば「千葉県警採用計画始動」となり、作品のキャッチコピー「実写化計画始動」にならったものが添えられている。今後、警察官募集時期に合わせ、全国の都道府県で掲出される。
「THE NEXT GENERATION パトレイバー 第1章」は4月5日から劇場上映。
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